昨年のパリ・オリンピック女子68kg級で優勝し、米国史上最年少のオリンピック・チャンピオンとなったアミート・エロル(当時20歳)が、このほど妊娠を公表し、母として2028年ロサンゼルス・オリンピックを目指すことを明らかにした。
同選手は今年、本来の72kg級に戻して世界選手権出場を目指したが、6月の国内予選を貧血とけがのため棄権した。それが妊娠のためだったかどうかは明らかにされていないが、「まさかの展開!小さなチームメイトも育てています。ずっと母親になりたかったけれど、レスリングを引退するまで待たないといけないと思っていました。家族を持つという夢を実現できたことを本当に幸せに思います。そ2028年ロサンゼルスオリンピックへの道のりを、この赤ちゃんと一緒に歩んでいけることに、心から感謝しています」とつづった。
父親はブラジリアン柔術のミカエル・ガルバオン選手であることも公表した。「私たちの赤ちゃんのために、そして次のオリンピックで夢をかなえるために、全力を尽くします。最高の瞬間はまだこれからです」と投稿した。