2025.09.26

須﨑優衣(キッツ)がUWWアスリート委員に再任

 世界レスリング連盟(UWW)は9月25日、2025年世界選手権(クロアチア・ザグレブ)の期間中に出場選手によって行われたアスリート委員会の委員選出選挙の結果を発表。昨年のパリ・オリンピック女子50kg級代表の須﨑優衣(キッツ)が選ばれた。同選手は前期も委員を務めており、2期目となる。任期は2029年まで。

▲UWWアスリート委員に再任された須﨑優衣。右はネナド・ラロビッチ会長=2024年8月、パリ

 9人の委員を選出する選挙に14人が立候補。9人のうち最低3人は女子アスリートとの規定のもと、約400人の選手が投票。委員長だったアルセン・ジュルファラキアン(アルゼンチン)ら、下記の9選手が選ばれた。このあと、委員長が決まる。

(再)アルセン・ジュルファラキアン(アルゼンチン)324票
(再)★須﨑優衣(日本)287票
(再)タマス・ロリンツ(ハンガリー)277票
★アイスルー・チニベコワ(キルギス)260票
(再)ハッサン・ヤズダニチャラティ(イラン)234票

★マリア・プレボララキ(ギリシャ)183票
アブデラティフ・モハメド (エジプト)175票
(再)★ジェシカ・レイバーズ・マクベイン(オーストラリア)164票

ニコラス・デ・ランゲ(南アフリカ)135票

※(再)は再任、★は女子アスリート。

 アスリート委員会は選手の声をUWWに届け、世界中のレスラーとレスリング界を代表して普及に努めることが職務とされている。