2025.09.26

【記録】11大会連続で優勝…世界選手権/女子・国別対抗得点

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 2025年世界選手権の女子は、「金5・銅1」の成績で、昨年の非オリンピック階級世界選手権を含め、11大会連続で団国別対抗得点を制した。メダル数は2023年の「金6・銀1・銅1」から減らし、得点も195点から162点となったが、日本の力が落ちたというより、他国がレベルアップしたと考えるべき。世界の女子レスリングの発展を考えるなら、“好ましい状況”になったと言える。

 これまで少数精鋭で臨み、6位以内に入ったことのない北朝鮮が、7階級で出場し、「金2・銀2・銅1」を取って2位に入るなど、勢力図も変わっていくことが予想される。

 過去の女子の国別対抗得点は下記の通り。

▲2025年世界選手権・女子代表チーム=提供・PINFALL(撮影・保高幸子)

▲団体世界一の座を続けている女子チーム=提供・PINFALL(撮影・保高幸子)

《第1回大会からの6位以内の一覧表》


最近15年間の世界選手権・国別対抗得点成績(女子)

※2024年は非オリンピック階級世界選手権。2018年までは7階級。この年から各順位の得点変更(以前は、優勝から「10点、9点、8点…」だったが、現在は「25点、20点、15点…」)

日本順位 得点(メダル数) 2位(得点) 3位(得点)
2025年 優勝 162点(5・0・1) 北朝鮮(115点) 中 国(87点)
2024年 優勝 90点(3・0・1) 中 国(53点) 米 国(40点)
2023年 優勝 195点(6・1・1) 米 国(135点) モンゴル(80点)
2022年 優勝 190点(5・1・3) 米 国(157点) 中 国(84点)
2021年 優勝 196点(4・3・2) 米 国(147点) モンゴル(78点)
2020年 --      
2019年 優勝 137点(1・3・2) ロシア(108点) 中 国(102点)
2018年 優勝 156点(4・1・2) 中 国(119点) 米 国(103点)
2017年 優勝 60点(4・1・1) ベラルーシ、米国(38点)
2016年 --      
2015年 優勝 51点(3・1・1) 中 国(42点) 米 国(31点)
2014年 優勝 55点(4・1・0) ロシア(48点) 米 国(41点)
2013年 優勝 48点(3・0・1) モンゴル(47点) 米 国(37点)
2012年 2位 43点(1・1・1) 優勝=中国(54点) 米 国(40点)
2011年 優勝 52点(3・0・2) カナダ(33点) モンゴル(32点)