2025年世界選手権第6日は9月19日、男子グレコローマンがスタート。4階級の準決勝までが行われ、77kg級の日下尚(マルハン北日本)が決勝進出、82kg級の吉田泰造(日体大)が3位決定戦へ進む。
日下は、インドとウクライナの選手を連破し、4回戦でパリ・オリンピック決勝で闘ったデメウ・ジャドラエフ(カザフスタン)と再戦。4-2で勝ち、準決勝はランキング大会第4戦(ハンガリー)2位のロバート・フリッチ(ハンガリー)を3-1で破った。金メダルをかけて、パリ・オリンピックの準決勝で勝ったマルハス・アモヤン(アルメニア)と闘う。
吉田は初戦の2回戦でスウェーデン選手に勝利。3回戦は欧州選手権優勝のグルバン・グルバノフ(アゼルバイジャン)に劣勢をしいられたが、終了間際、場外逃避で相手に3度目の警告を与えて逆転勝ちした。しかし、準決勝で昨年の世界選手権3位のゲラ・ボルクバーゼ(ジョージア)に逆転負けを喫し、3位決定戦で銅メダルを目指す。
55kg級の尾西大河(早大)と130kg級の奈良勇太(警視庁)は、ともに1回戦で敗れ、 敗者復活戦に回れなかった。
各選手の成績は下記の通り。
【55kg級】尾西大河(早大) 18選手出場《ブラケット》
1回戦 ●[2-7]Huoying SHI(中国)
※敗者復活戦へ回れず
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【77kg級】日下尚(マルハン北日本) 33選手出場《ブラケット》
決 勝 Malkhas AMOYAN(アルメニア)=19日に実施
準決勝 ○[3-1]Robert A. FRITSCH(ハンガリー)
4回戦 ○[4-2]Demeu ZHADRAYEV(カザフスタン)
3回戦 ○[7-0]Ihor BYCHKOV(ウクライナ)
2回戦 ○[VSU、2:46=8-0]Aman AMAN(インド)
1回戦 BYE
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【82kg級】吉田泰造(日体大) 26選手出場《ブラケット》
3決戦 Ruslan ABDIIEV(ウクライナ)とAdlet TIULIUBAEV(UWW=ロシア)の勝者
準決勝 ●[5-8]Gela BOLKVADZE(ジョージア)
3回戦 ○[警告、5:48=9-8]Gurban GURBANOV(アゼルバイジャン)
2回戦 ○[6-5]Alexander M. JOHANSSON(スウェーデン)
1回戦 BYE
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【130kg級】奈良勇太(警視庁) 27選手出場《ブラケット》
1回戦 ●[1-6]Elias KUOSMANEN(フィンランド)
※敗者復活戦へ回れず