(2025年9月13日、クロアチア・ザグレブ / 取材=布施鋼治)
■男子フリースタイル61㎏級・須田宝(山梨学院大=2025年パンアメリカン選手権優勝、18歳の新鋭ジャックス・フォレストに2-7で完敗)「自分の動きができなかったので。そこは反省してもう切り替えても次も(敗者復活戦があれば)また頑張るしかないです。(対戦相手について)対策っていうより、攻めてくるんで、そこをいなして自分の攻撃にどうつなげるかを意識していましたけど、全然ダメダメで、ずっと相手のペースで進んでしまった。
(第2ピリオド、何度も相手を崩そうとしたが、うまくいかなかったことについて)自分がスタミナ不足でして…。自分の体力をしっかり強化しなかった点が、ここに来て出てしまったという印象です」
■男子フリースタイル125㎏級・山本泰輝(自衛隊=初戦でルーマニアの選手に1-7で敗北)「まあ、こんなもんかなという感じです。(第1ピリオドに先制点を奪ったことについて)自分が海外で勝つには接戦で勝たなければいけない。この階級では、力がそんなに強いわけでもないですし、大量に点を取って勝つという流れは想像できない。その代わり接戦の中でひとつタックルでも引っ掛けて1ポイント奪う。そのワンポンをつないで接戦で勝つ。それが自分の中で今想像できる海外での戦い方です。
最初はそんな感じの流れだったけど、もうひとつ自分の狙い通り行かないとな、って思ってる矢先に、大きいポイントを取られてしまった(場外際で大きく投げ飛ばされ4点とられる)。そこで頭が真っ白になってしまい、冷静にひとつ入るということができなくなってしまいました」