2025.09.06NEW

2025年世界選手権代表/女子72kg級・古市雅子(自衛隊)

《UWWデータベース》 《過去の成績》 《国際大会成績》


【氏名】古市雅子(ふるいち・まさこ)

【生年月日(年齢)/出身地】1996年10月20日生まれ、28歳。熊本県

【出身クラブ/出身校】JOCエリートアカデミー/東京・安部学院高~日大卒

【所属】自衛隊

【過去のオリンピック・世界選手権出場】2019年=3位、2021年=優勝、2022年=3位(以上、72kg級)

【略歴】
 小学生時代は柔道選手。JOCエリートアカデミーにスカウトされてレスリングに取り組む。2010・11年全国中学生選手権2連覇を経て、2011~13年世界カデット(現U17)選手権3連覇、2014~16年世界ジュニア(現U20)選手権3連覇と、6年連続で“世界選手権”を制覇した。

▲中学2年生の2010年、全国中学生選手権で優勝の古市雅子=撮影・矢吹建夫

 2017・18年アジア選手権で、それぞれ2位・3位のあと、2019年世界選手権72kg級に初出場して3位。そのあと東京オリンピックを目指して68kg級に下げ、U23世界選手権で優勝したが、全日本選手権は3位で東京オリンピックは逃す。

 72kg級へ戻して2020年全日本選手権と2021年全日本選抜選手権で勝ち、2度目の世界選手権で初優勝。カデット、ジュニア、U23、シニアの4部門での世界一は、世界で2人目。2022年全日本選抜選手権で優勝し、プレーオフにも勝って3大会連続の世界選手権出場を果たしたが、3位に終わった。

 その後、パリ・オリンピックを目指して68kg級へ落としたが、階級ダウンの壁を破れず、再び72kg級へ。2024年全日本選手権2025年全日本選抜選手権で勝って3年ぶりの世界選手権へ挑む。