《試合日》9月16日(火)・17日(水)/クロアチア・ザグレブ
(注)最終エントリーによって確定します。下記と変わる場合があります。
[1]Oksana LIVACH(ウクライナ)
[8]吉元玲美那(日本)
[5]Svetlana ANKICHEVA(カザフスタン)
[4]Madison PARKS(カナダ)
[3]Gabija DILYTE(リトアニア)
[6]Munkhnar BYAMBASUREN(モンゴル)
[7]Audrey JIMENEZ(米国)
[2]Evin DEMIRHAN(トルコ)
パリ・オリンピックの1~3位の4選手が出場しない階級。第8シードではあるが、2021年世界チャンピオンで2022・23・今年のアジア選手権と2023年アジア大会を制している吉元玲美那(KeePer技研)が優勝候補の筆頭と言えよう。
第1シードで今年の欧州選手権優勝のオクサナ・リバチ(ウクライナ)は、8月の「ポーランド女子国際大会」でも優勝と好調。吉元と2回戦か3回戦での激突が予想されるが、これまでの吉元の国際大会での闘いを考えれば、吉元が難なく撃破するのではないか。
吉元が国際キャリアの中で最も苦戦したのが、2023年アジア大会決勝のキム・ソンヒャン(北朝鮮)との一戦。今大会の北朝鮮は吉元がアジア選手権で5-1で破ったウォン・ミョンギョン。躍進著しい同国女子だけに、約半年の期間で急成長している可能性もある。
アジア勢では、昨年のU20世界選手権優勝のユ・ジャン(中国)も上位を目指す潜在能力はあるだろうが、アジア選手権では吉元が8-0で下しており、現段階で吉元の実力には追いついていまい。
欧州選手権2位のエビン・デミルハン(トルコ)は、5月のランキング大会(モンゴル)2位、7月のランキング大会(ハンガリー)優勝と好調。7月の大会2位のエリザベタ・スミルノワ(UWW=ロシア)や欧州選手権3位のナタリア・バラキナ(UWW=ベラルーシ)とともに上位を目指す。
オリンピック・チャンピオン(サラ・ヒルデブラント)の後を受け継ぐオードリー・ヒメネス(米国)は、パンアメリカン選手権を制したものの、7月のランキング大会(ハンガリー)でデミルハン(トルコ=前述)に敗れて上位進出ならず、U20世界選手権決勝では小川凜佳に敗れるなど安定性はない。
《日本代表》吉元玲美那(日本)=2025年アジア選手権優勝
Oksana LIVACH(ウクライナ)=2025年欧州選手権優勝
Yu ZHANG(中国)=2025年アジア選手権2位
Munkhnar BYAMBASUREN(モンゴル)=2025年アジア選手権3位
Myonggyong WON(北朝鮮)=2025年アジア選手権3位
Evin DEMIRHAN(トルコ)=2025年欧州選手権2位
Natallia VARAKINA(UWW=ベラルーシ)=2025年欧州選手権3位
Audrey JIMENEZ(米国)=2025年パンアメリカン選手権優勝
Gabija DILYTE(リトアニア)
Madison PARKS(カナダ)
Svetlana ANKICHEVA(カザフスタン)
Cheima CHEBILA(アルジェリア)
Kamila BARBOSA(ブラジル)
Jacqueline MOLLOCANA(エクアドル)
Aintzane GORRIA GONI(スペイン)
ANKUSH(インド)
Emanuela LIUZZI(イタリア)
Jinhee KIM(韓国)
Miesinnei GENESIS(ナイジェリア)
Chahrazed AYACHI(チュニジア)
Elizaveta SMIRNOVA(UWW=ロシア)
Aktenge KEUNIMJAEVA(ウズベキスタン)
Nohalis LOYO JIMENEZ(ベネズエラ)