《試合日》9月13日(土)・14日(日) /クロアチア・ザグレブ
(注)最終エントリーによって確定します。下記と変わる場合があります。
[1]オスマン・ゴチェン(トルコ)
[8]イ・ギョンヨン(韓国)
[5]ラキム・マガマドフ(フランス)
[4]ザヒド・バレンシア(米国)
[3]マハメドハビブ・カジマハメダウ(UWW=ベラルーシ)
[6]石黒隼士(日本)
[7]バトビルグーン・ナーダムバット(モンゴル)
[2]アルセニー・ジオエフ(アゼルバイジャン)
出場の情報も流れたパリ・オリンピック王者で今年の欧州選手権を制したマゴメド・ラマザノフ(ブルガリア=元ロシア)は、結局、負傷箇所の手術に踏み切って不出場。2位と3位の3選手のエントリーに名前はなく、パリ・オリンピックのメダリストは不出場の階級。
92kg級で2021年・2022年世界選手権を制したカムラン・ガセンプール(イラン)が階級を落としてエントリーし、優勝候補の一番手と言えよう。。86kg級の第一人者のハッサン・ヤズダニチャラティが負傷治療中で、その後は92kg級か97kg級へ上げることが伝えられており、イランはガセンプールがこの階級に定着すると思われる。新たなスタートを切ることができるか。
追う選手は横一線状態。79kg級で昨年の世界選手権を制したアブタンディル・ケンチャーゼ(ジョージア)が階級を上げてエントリー。74kg級で2021年東京オリンピック出場を果たしている。実績は十分にあるので、86kg級への適応次第では優勝を狙える。
昨年のU20欧州&世界選手権を制したイブラギム・カディエフ(ロシア)、U23欧州王者で7月のランキング大会(ハンガリー)を制したアルセニ・ジオエフ(アゼルバイジャン)、欧州選手権2位のマハメドハビブ・カジマハメダウ(UWW=ベラルーシ)、欧州選手権3位でランキング1位のオスマン・ゴエセン(トルコ)、2023年世界選手権92kg級3位で階級を下げて今年のパンアメリカン選手権を制したザヒド・バレンシア(米国)などが世界王者経験者の牙城を崩すことができるか。
アジアからは、2024年アジア選手権優勝のアザマト・ダウレトベコフ(カザフスタン)のほか、石黒隼士(自衛隊)にもチャンスは十分。これまでザヒド・バレンシア(米国=前述)や世界3位の実績を持つマイルズ・アミン(サンマリノ)を破った実力を持つ。パリ・オリンピックで敗れたアーロン・ブルックス(米国)にもジュニア(現U20)時代に勝っており、潜在能力は十分。
パリのメダリストが不在の階級。他階級での世界王者経験者はノーシード。制するのは、だれか。
《日本代表》石黒隼士(日本)=2024年パリ・オリンピック7位
Kamran GHASEMPOUR(イラン)=2021・22年世界選手権92kg優勝
Mahamedkhabib KADZIMAHAMEDAU(UWW=ベラルーシ、元ロシア)=2025年欧州選手権2位
Azamat DAULETBEKOV(カザフスタン)=2024年アジア選手権優勝
Batbilguun NAADAMBAT(モンゴル)=2025年アジア選手権3位
Zahid VALENCIA(米国)=2025年パンアメリカン選手権優勝
Osman GOECEN(トルコ) =2025年欧州選手権3位
Boris MAKOEV(スロバキア)=2024年欧州選手権2位
Ibragim KADIEV(UWW=ロシア)=2024年U20欧州&世界選手権優勝
Fateh BENFERDJALLAH(アルジェリア)
Simon MARCHL(オーストリア)
Arsenii DZHIOEV(アゼルバイジャン)
Nan CAO(中国)
Matteo MONTEIRO(カーボベルデ)
Kreso SKUGOR(クロアチア)
Ahmed MAHMOUD(エジプト)
Taimuraz FRIEV(スペイン)
Rakhim MAGAMADOV(フランス)
Avtandil KENTCHADZE(ジョージア)
Joshua MORODION(ドイツ)
Mukul DAHIYA(インド)
Mukhammad ABDULLAEV(キルギス)
Gyeongyeon LEE(韓国)
Ivars SAMUSONOKS(ラトビア)
Paulius LESCAUSKAS(リトアニア)
Traian CAPATINA(モルドバ)
Cezary SADOWSKI(ポーランド)
Ethan RAMOS(プエルトリコ)
Weng CHOW(シンガポール)
Soltan BEGENJOV(トルクメニスタン)
Mukhammed ALIIEV(ウクライナ)