《試合日》9月14日(日)・15日(月)/クロアチア・ザグレブ
(注)最終エントリーによって確定します。下記と変わる場合があります。
[1]スペンサー・リー(米国)
[8]アルマズ・スマンベコフ(クロアチア)
[5]ディアマンティーノ・ユナ・ファフェ(ギニアビサオ)
[4]ロマン・ブラボー(メキシコ)
[3]アマン・セフラワト(インド)
[6]ダリアン・クルス(ペルー)
[7]イスラム・バザルガノフ(アゼルバイジャン)
[2]グロミョン・アブデュラエフ(ウズベキスタン)
パリ・オリンピック5位までの6選手のうち、チャンピオンの樋口黎を除いた5選手がエントリー。パリのリベンジを目指す選手による優勝争いが展開されるか。
オリンピック銀メダルのスペンサー・リー(米国)は、今年2月の「ザグレブ・オープン」(クロアチア)で優勝してオリンピック後の最初の国際大会を飾った。米国内のワンマッチでは61kg級世界王者の小野正之助と互角の試合を展開。優勝候補の一番手と考えていいだろう。
オリンピック3位のグロミョン・アブデュラエフ(ウズベキスタン)とアマン・セフラワト(インド)が、どう闘うか。アブデュラエフは今年のアジア選手権で8位と低迷したが、オリンピック予選で成長著しいアマン・セフラワト(インド=前述)とハン・チョンソン(北朝鮮=後述)を破った実力はあなどれまい。アマンはインド史上最年少のオリンピック・メダリスト。2022年に19歳でU23世界選手権を制し、今が成長途上の選手だ。
アジアからの強豪と言えば、2023年アジア大会2位のハン・チョンソン(北朝鮮)を忘れてはなるまい。パリ・オリンピック予選は勝ち抜けなかったが、今年のアジア選手権で優勝。一気に世界の頂点に立つ可能性もある。パリ・オリンピック5位のベクザト・アルマズベクウウル(キルギス)が61kg級での闘いを経て57kg級に復帰。どこまで実力を伸ばしているか。
パリ・オリンピックのときの第2シード選手だったアルセン・ハルチュニャン(アルメニア)も今年の欧州選手権61kg級2位を経て57kg級に戻ってきた。優勝争いの一角を占める可能性は十分。UWW(ロシア)のムサ・メフティハノフは初の世界選手権出場で、ロシアのウクライナ侵攻への制裁で国際大会の数は少ない。2021年東京オリンピック王者(ザウール・ウグエフ=61kg級へ階級アップ)の後を継ぐ成績を残せるか。
米国のレスリングサイトで評価が高いのが、今年のパンアメリカン選手権優勝のロマン・ブラボー(メキシコ)。パリ・オリンピックは12位に低迷したが、今年5月の「モンゴル・オープン」(モンゴル)でアマン・セフラワト(インド=前述)を破っており、優勝戦線に浮上する可能性は十分にある。
坂本輪(CWC)は、3月のアジア選手権で敗れたハン・チョンソン(北朝鮮)と「モンゴル・オープン」で優勝したムンク・エルデネ・バトヒャグ(モンゴル)へのリベンジを目指しつつ、初の世界大会に挑む。
《日本代表》坂本輪(日本) =2025年アジア選手権5位
Spencer LEE(米国)=2024年パリ・オリンピック2位
Gulomjon ABDULLAEV(ウズベキスタン)=2024年パリ・オリンピック3位
AMAN(インド)=2024年パリ・オリンピック3位
Bekzat ALMAZ UULU(キルギス)=2024年パリ・オリンピック5位
Darian CRUZ(プエルトリコ)=2024年パリ・オリンピック5位
Arsen HARUTYUNYAN(アルメニア)=2024年パリ・オリンピック7位/2024年欧州選手権優勝
Chong Song HAN(北朝鮮)=2025アジア選手権優勝
Roman BRAVO YOUNG(メキシコ)=2025年パンアメリカン選手権優勝
Azamat TUSKAEV(セルビア=元ロシア)=2025年欧州選手権2位
Islam BAZARGANOV(アゼルバイジャン)=2025年欧州選手権3位
Munkh Erdene BATKHUYAG(モンゴル)=2025年アジア選手権3位
Musa MEKHTIKHANOV(UWW=ロシア)=2022年ヤリギン国際大会3位
Salah KATEB(アルジェリア)
Ivaylo TISOV(ブルガリア)
Garette SAUNDERS(カナダ)
Chengtao WANG(中国)
Roland TAMBI NFORSONG(カメルーン)
Rabby KILANDI(コンゴ民主共和国)
Peter HAMMER CUDE(コスタリカ)
Guesseppe REA VILLARROEL(エクアドル)
Roberti DINGASHVILI(ジョージア)
Niklas STECHELE(ドイツ)
Ali Hossein MOMENI(イラン)
Husein ALBEHADILALBORS(イラク)
Adilet ALMUKHAMEDOV(カザフスタン)
Sunggwon KIM(韓国)
Vladimir EGOROV(マケドニア)
Thomas EPP(スイス)
Aiaal BELOLYUBSKII(タジキスタン)
Muhammet KARAVUS(トルコ)
Vladyslav ABRAMOV(ウクライナ)
Aryan TSIUTRYN(UWW=ベラルーシ)
Pedro MEJIAS(ベネズエラ)