2025年世界選手権代表／男子フリースタイル65kg級・清岡幸大郎（カクシングループ）
【氏名】清岡幸大郎（きよおか・こうたろう）
【生年月日（年齢）／出身地】2001年4月12日生まれ、24歳。高知県
【出身クラブ／出身校】高知・高知クラブ出身。高知・高知南高～日体大卒
【過去のオリンピック・世界選手権出場】2024年パリ・オリンピック＝優勝（65kg級）
【所属】カクシングループ
【略歴】
高知・高知クラブでレスリングを始め、全国少年少女大会での上位入賞を経て、小学校卒業前の2014年全国少年少女選抜選手権で優勝。中学でも最終学年の2016年に全国中学生選手権を制した。同年の国体・少年の部50kg級では、中学生にして出場し（2015年から強豪中学生に門戸を開いた）、高校選手3人を破って2位に入る非凡な才能を見せた。
▲2016年全国中学生選手権優勝の清岡幸大郎（前列左端）。その隣は、ともにパリ・オリンピックに出場した櫻井つぐみ
高知・高知南高に進み、2年生のときの2018年インターハイ優勝。同年の全日本選手権57kg級に出場して5位入賞を果たした。2019年は国体・少年60kg級で優勝し、全日本選手権は57kg級で3位入賞。
日体大へ進み、61kg級を経て3年生のときの2022年に全日本学生選手権と国体の65kg級を制覇。2023年3月の「ダン・コロフ－ニコラ・ペトロフ国際大会」（ブルガリア）に出場し、国際大会に初出場して初優勝。全日本学生選手権と全日本大学選手権でも優勝し、学生の第一人者へ。
同年12月の全日本選手権では、準決勝で2021年東京オリンピック優勝の乙黒拓斗を破るなどして初の日本一へ。2024年4月のオリンピック・アジア予選へ出場して勝ち抜き、オリンピック代表内定を勝ち取り、パリ・オリンピックでも2022年世界王者を破るなどして優勝。
その年の秋にドイツでの大会に出場しているが、大会への復帰は今年6月の全日本選抜選手権。優勝し、プレーオフでも勝って初の世界選手権代表を勝ち取った。
▲全日本選抜選手権とプレーオフを勝ち抜き、初の世界選手権出場を決めた清岡幸大郎＝撮影・矢吹建夫
