2025年U20世界選手権第7日は8月23日、ブルガリア・サモコフで前日開始の男子グレコローマン4階級の敗者復活戦とファイナルが行われ、55kg級の森下大輔(日体大)が銅メダルを獲得。67kg級の鈴木飛来(育英大)は3位決定戦で敗れて5位だった。
森下は敗者復活戦を勝ち上がってきた「モンゴル・オープン」優勝のアニル・モル(インド)と対戦。ラスト30秒に6-7とリードを奪われたが、ラスト3秒にくぐりタックルのような形で相手を倒して逆転。相手陣営のチャレンジ失敗もあって10-7で勝った。昨年の14位を上回る銅メダルで、2022年U17アジア選手権銅メダル以来、国際大会で2個目のメダル獲得。
鈴木は敗者復活戦でルーマニアと韓国の選手を破って敗者復活戦へ。U20欧州選手権3位のファラヒム・ムスタファエフ(アゼルバイジャン)と対戦し、開始1分すぎにカウンターで受けた4失点とチャレンジ失敗の1失点が響き、4-5で敗れてメダル獲得ならなかった。
各選手の成績は下記の通り。
【55kg級】森下大輔(日体大) 3位=22選手出場《ブラケット》
3決戦 ○[10-7]Anil MOR(インド)
《以下、前日に実施》
準決勝 ●[VSU、6:00=2-10]Turan DASHDAMIROV(アゼルバイジャン)
3回戦 ○[フォール、5:58=12-5]Koba KARUMIDZE(ジョージア)
2回戦 ○[7-3]Filip BARTOSIK(チェコ)
1回戦 BYE
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【67kg級】鈴木飛来(育英大) 5位=28選手出場《ブラケット》
3決戦 ●[4-5]Faraim MUSTAFAYEV(アゼルバイジャン)
敗復2 ○[7-3]Mingun JEONG(韓国)
敗復1 ○[2-1]Pavel M. ALEXE(ルーマニア)
《以下、前日に実施》
2回戦 ●[VSU、4:34=2-10]Erzu ZAKRIEV(UWW)
1回戦 ○[8-4]Otto E. BLACK(米国)
《以下、前日に実施。最終順位を追加》
【72kg級】堤大智(岐阜・高山西高) 19位=25選手出場《ブラケット》
1回戦 ●[2-6]Oliver Alexander Bernhard PADA(フィンランド)
※敗者復活戦に回れず
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【97kg級】片松龍誠(拓大) 16位=22選手出場《ブラケット》
2回戦 ●[フォール、2:20=1-2]Sebastian WARCHOL(ポーランド)
1回戦 BYE
※敗者復活戦に回れず