2025年U20世界選手権第2日は8月18日、ブルガリア・サモコフで新たに男子フリースタイル4階級がスタート。65kg級の内田怜児(山梨学院大)が決勝に進み、57kg級の坂本輪(CWC)と92kg級の金澤空大(早大)が敗者復活戦に回って銅メダルを目指すことになった。
内田はアルメニアとウズベキスタンの選手を破ったあと、準決勝でU20欧州選手権2位のビクトル・ボロハン(ウクライナ)をテクニカルスペリオリティで破った。決勝でU20パンアメリカン選手権優勝のルーク・スタニッチ(米国)と対戦する。
坂本は初戦の2回戦でサミット・マリク(インド)に一時は10-1とリード。4点タックルを受けてペースを乱したが、10-9で試合終了。しかし、相手陣営のチャレンジでラスト7秒からの守りが技術回避コーションとなって10-10へ。ビッグポイント差によって敗れた。マリクが決勝へ進んだことで、敗者復活戦の道がつながった。
金沢は初戦の2回戦でU20アジア選手権優勝のシェルゾド・ポヨノフ(ウズベキスタン)に敗れたが、敗者復活戦の道がつながった。
79kg級のガレダギ敬一(早大)は初戦で敗れ、敗者復活戦に回れなかった。
各選手の成績は下記の通り。
【57kg級】坂本輪(CWC) 24選手出場《ブラケット》
敗復戦 Ethan M. RIVERA(プエルトリコ)=19日に実施
2回戦 ●[10-10]Sumit MALIK(インド)
1回戦 BYE
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【65kg級】内田怜児(山梨学院大) 25選手出場《ブラケット》
決 勝 Luke A. STANICH(米国)=19日に実施
準決勝 ○[VSU、1:01=10-0]Viktor BOROHAN(ウクライナ)
3回戦 ○[VSU、2:03=11-0]Sanjarbek RUSTAMBEKOV(ウズベキスタン)
2回戦 ○[5-2]Arman MUSIKYAN(アルメニア)
1回戦 BYE
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【79kg級】ガレダギ敬一(早大) 27選手出場《ブラケット》
1回戦 ●[8-12]Davit TCHETCHELASHVILI(ジョージア)
※敗者復活戦に回れず
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【92kg級】金澤空大(早大) 21選手出場《ブラケット》
敗復戦 Grigorios SARIDIS(ギリシャ)=19日に実施
2回戦 ●[VSU、6:00=6-16]Sherzod POYONOV(ウズベキスタン)
1回戦 BYE