2025年U17世界選手権第6日は8月2日、ギリシャ・アテネで前日開始の男子フリースタイル5階級の敗者復活戦とファイナルが行われ、決勝に進んだ55kg級の小此木仁之祐(宮崎・櫻美学園高)が勝って金メダルを獲得。3位決定戦に回った48kg級の牛窓勝心(京都・丹後緑風高)は敗れて5位に終わった。
小此木はU17アジア選手権2位のアブデュマリク・ジャロルディノフ(ウズベキスタン)と対戦。第1ピリオドを0-2とリードされ、第2ピリオドに0-4と差を広げられたものの、ラスト50秒にがぶり返しで4点を獲得。相手陣営のチャレンジ失敗で5-4となり、残り37秒を振り切った。昨年のこの大会の51kg級銅メダルに続くメダル獲得で、国際大会は初優勝。
牛窓は敗者復活戦を勝ち上がってきたドブドベク・バハディロフ(キルギス)と対戦。テクニカルスペリオリティで敗れ、メダルに手が届かなかった。
110kg級の林絆斗(京都・網野少年教室)は敗者復活戦で敗れて上位進出ならなかった。
各選手の成績は下記の通り。(最下段にチーム提供写真あり)
【48kg級】牛窓勝心(京都・丹後緑風高) 5位=20選手出場《ブラケット》
3決戦 ●[VSU、3:26=0-12]Dovudbek BAKHADIROV(キルギス)
《以下、前日に実施》
準決勝 ●[5-8]Sina J. BOUSTANI ABBASABAD(イラン)
3回戦 ○[5-2]Sabyrzhan RAKHATOV(カザフスタン)
2回戦 ○[VSU、1:46=10-0]Sadik E. ATESOGULLARI(トルコ)
1回戦 BYE
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【55kg級】小此木仁之祐(宮崎・櫻美学園高) 優勝=25選手出場《ブラケット》
決 勝 ○[5-4]Abdumalik JALOLDINOV(ウズベキスタン)
《以下、前日に実施》
準決勝 ○[8-2]Greyton F. BURNETT(米国)
3回戦 ○[9-8]Zhakshylyk E. BOROBAEV(キルギス)
2回戦 ○[4-1]Mohammadreza G. BARARI(イラン)
1回戦 BYE
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【110kg級】林絆斗(京都・網野少年教室) 11位=22選手出場《ブラケット》
敗復戦 ●[0-4]Murtaz BAGDAVADZE(ジョージア)
《以下、前日に実施》
2回戦 ●[VSU、0:41=0-10]Lacky LACKY(インド)
1回戦 ○[4-2]Akzhol BARPYBEKOV(キルギス)
《以下、前日に実施。最終順位を挿入》
【65kg級】岩﨑航大(埼玉・花咲徳栄高) 11位=27選手出場《ブラケット》
2回戦 ●[VSU、3:23=0-10]Gourav PUNIA(インド)
1回戦 ○[VSU、3:11=12-2]Arshavir DARAKHSHANIFARA(フィンランド)
※敗者復活戦に回れず
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【80kg級】塩塚温大(埼玉・埼玉栄高) 8位=25選手出場《ブラケット》
2回戦 ●[3-4]Muhammet B. ERTURK(トルコ)
1回戦 ○[フォール、3:00=5-4]Konstantinos MOURTZILAKIS(ギリシャ)
※敗者復活戦に回れず
《チーム提供写真》