2025年U17世界選手権第4日は7月31日、ギリシャ・アテネで前日開始の女子5階級の敗者復活戦とファイナルが行われ、決勝に進んだ49kg級の片岡優(千葉・日体大柏高)は敗れて銀メダル、3位決定戦へ回った57kg級の棚田紗雪(兵庫・芦屋学園高)は勝って銅メダルを手にした。
片岡はパンアメリカン・チャンピオンのターナー・モーガン(米国)と対戦。常に先行され、終了間際に場外ポイントで1点を返したものの、1-6で敗れた。片岡はU17アジア選手権を2度制していたが、世界獲りはならなかった。
棚田は敗者復活戦を勝ち上がってきたU17欧州選手権3位のソフィー・リッター(イタリア)と対戦。2-4からラスト40秒で4-4に追いつき、ラストポイントによって勝利。初の国際大会でメダルを獲得した。
各選手の成績は下記の通り。
【49㎏級】片岡優(千葉・日体大柏高) 2位=18選手出場《ブラケット》
決 勝 ●[1-6]Morgan N. TURNER(米国)
《以下、前日に終了》
準決勝 ○[VSU、3:00=10-0]Polina BOCHKAREVA(UWW)
3回戦 ○[VSU、1:34=11-0]Dimitra C. SKOUVAKI(ギリシャ)
2回戦 ○[フォール、0:53=6-0]Azema KALIDINOVA(キルギス)
1回戦 BYE
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【57㎏級】棚田紗雪(兵庫・芦屋学園高) 3位=22選手出場《ブラケット》
3決戦 ○[4-4]Sophie RITTER(イタリア)
《以下、前日に終了》
準決勝 ●[フォール、2:36=0-5]Madkhiya USMANOVA(カザフスタン)
3回戦 ○[3-0]Nini TSITSVIDZE(ジョージア)
2回戦 ○[5-3]Emma E. BACON(米国)
1回戦 ○[VSU、1:57=11-0]Albina SALYMBEKOVA(キルギス)
《以下、前日に終了。最終順位を挿入》
【43㎏級】鸙野咲幸(京都・八幡ジュニア) 7位=16選手出場《ブラケット》
2回戦 ●[フォール、3:29=6-11]Madison M. HEALEY(米国)
1回戦 ○[VSU、2:30=10-0]Aiza TAALAIBEKOVA(キルギス)
※敗者復活戦に回れず
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【65㎏級】大川光紀(京都・丹後緑風高) 10位=19選手出場《ブラケット》
3回戦 ●[フォール、2:22=0-5]Lilia ERMOKHINA(UWW)
2回戦 ○[3-1]Luoji WANG(中国)
1回戦 BYE
※敗者復活戦に回れず
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【73㎏級】舘下苺采(岩手・宮古商工高) 8位=18選手出場《ブラケット》
3回戦 ●[フォール、1:11=0-6]Deborah N. GARCIA PACHECO(メキシコ)
2回戦 ○[フォール、3:10=5-0]Malak SABRY(モロッコ)
1回戦 BYE
※敗者復活戦に回れず