V2目指すリボウィッツ和青（東京・自由ヶ丘学園）が2試合を圧勝…2025年インターハイ・第3日（個人対抗戦男子・1～3回戦）

　2025年インターハイ・レスリング競技第3日は7月29日、島根・雲南市三刀屋文化体育館アスパルで個人対抗戦・男子がスタート。1～3回戦が行われ、昨年の92kg級に続いて125kg級での優勝を目指すリボウィッツ和青（東京・自由ヶ丘学園）は、2試合をともに1分かからずにフォール勝ち。2階級制覇と全国高校選抜大会に続く春夏連覇へ向けて好スタートを切った。

▲初戦（2回戦）を57秒、3回戦を19秒で勝ったリボウィッツ和青

　全国高校選抜大会51kg級優勝の坂本広（東京・自由ヶ丘学園）は55kg級に出場して3回戦を突破し、同級優勝の古澤大和（大阪・大体大浪商）も勝ち抜いている。同60kg級優勝の田島翼（京都・京都八幡）、65kg級優勝の丸田龍平（埼玉・埼玉栄）、80kg級優勝の秋保大地（東京・文化学園大杉並）、92kg級優勝の吉田悠耶（佐賀・鳥栖工）も勝ち上がり、春夏制覇の望みをつないでいる。

　昨年、51kg級優勝の大井喜一（千葉・日体大柏）は55kg級3回戦で、60kg級優勝の古市大翔（千葉・日体大柏）は65kg級2回戦でそれぞれ敗れ、2年連続優勝はならなかった。
　
　各階級の成績は下記の通り。

▲55kg級を勝ち抜いている春の王者・古澤大和（赤）。決勝で春の51kg級王者（坂本広）と激突するか

▲60kg級の春の王者・田島翼も順当に勝ち進む

▲全国高校選抜大会65kg級2位の鸙野大河（京都・京都八幡）は、3回戦で期待の新人・齊藤巧将（東京・自由ヶ丘学園）を撃破。一日の長を見せた

▲80kg級で春夏連覇を目指す秋保大地は、2試合連続のテクニカルスペリオリティ勝ち

▲U17世界選手権出場よりインターハイを選んだ92kg級の淺野称志。全国高校選抜大会決勝で負けた吉田悠耶（佐賀・鳥栖工）へのリベンジを目指す