藤田真妃琉（群馬・前橋育英）が2年連続優勝…2025年インターハイ・第3日（個人対抗戦・女子）
2025年インターハイ・レスリング競技第3日は7月29日、島根・雲南市三刀屋文化体育館アスパルで個人対抗戦・女子の決勝が行われ、昨年、1年生で73kg級（当時の階級）を制した藤田眞妃琉（群馬・前橋育英）が76kg級で勝ち、2年連続優勝を達成した。
▲1年生だった昨年のに続き、今年も優勝を勝ち取った藤田眞妃琉
もう一人、2年生にして2連覇を目指した53kg級の小塚菜々（三重・いなべ総合学園）は、昨年の全日本女子オープン選手権の決勝でフォール勝ちした小岩芽以（千葉・日体大柏）に3－４で敗れ、連続優勝はならなかった。小岩は中学以降で初の全国チャンピオン。
日体大柏からは、57kg級で昨年3位の木村美海も優勝。男子では数多くの全国王者が生まれている同高から女子のインターハイ・チャンピオンは2019年の片岡梨乃（50kg級）以来。
50kg級は昨年3位の小川舞（東京・自由ヶ丘学園）が優勝し、同高の女子として初の優勝。62kg級は昨年2位の野口紗英（北海道・帯広北）が勝ち、北海道の高校女子選手として初のチャンピオンに輝いた。
46kg級は金山來実（愛知・至学館）が初の全国チャンピオンへ。68kg級は昨年の中学二冠チャンピオン（全国中学生選手権、全国中学選抜U15選手権）の安見心（京都・京都八幡）が勝ち、大会史上19人目の1年生チャンピオンに輝いた。
各階級の成績は下記の通り。最終日の表彰式時に、最優秀選手に62kg級優勝の野口紗英が選ばれた。
▲優勝候補の攻撃をしのぎ。終了間際に逆転勝ち、中学以降で初の全国チャンピンに輝いた小岩芽以
| 個人対抗戦・女子 | 46kg | 51kg | 53kg | 57kg |
| 1～5位一覧表 | 62kg | 68kg | 76kg |
女子
※準決勝は前日に実施
【46kg級】
▼決勝
金山來実（愛知・至学館）○［フォール、5:55］●恒久青花（福岡・三井）
▼準決勝
恒久青花（福岡・三井）○［8-3］●山本はるあ（東京・安部学院）
金山來実（愛知・至学館）○［VSU、5:28=11-0］●東海良（宮崎・桜美学園）
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【50kg級】
▼決勝
小川舞（東京・自由ケ丘学園）○［9-0］●荒川笑舞（北海道・帯広北）
▼準決勝
小川舞（東京・自由ケ丘学園）○［フォール、2:03=10-1］●小島怜紗（群馬・前橋育英）
荒川笑舞（北海道・帯広北）○［8-3］●西島綾乃（三重・白山）
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【53kg級】
▼決勝
小岩芽以（千葉・日体大柏）○［4-3］●小塚菜々（三重・いなべ総合学園）
▼準決勝
小塚菜々（三重・いなべ総合学園）○［4-1］●佐藤七菜香（岡山・高松農）
小岩芽以（千葉・日体大柏）○［9-3］●湯田鈴（福島・ふたば未来学園）
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【57kg級】
▼決勝
木村美海（千葉・日体大柏）○［5-0］●筒井双（福島・ふたば未来学園）
▼準決勝
筒井双（福島・ふたば未来学園）○［VSU、0:38=10-0］●渡辺ひさき（三重・白山）
木村美海（千葉・日体大柏）○［4-2］●山内悠妃（三重・白山）
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【62kg級】
▼決勝
野口紗英（北海道・帯広北）○［8-2］●吉川華奈（東京・帝京／JWA）
▼準決勝
吉川華奈（東京・帝京／JWA）○［VSU、5:26=11-0］●内田柊花（京都・日星）
野口紗英（北海道・帯広北）○［VSU、1:29=10-0］●永谷優来（石川・志賀）
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【68kg級】
▼決勝
安見心（京都・京都八幡）○［VSU、2:02］●河上桃子（山口・山口鴻城）
▼準決勝
安見心（京都・京都八幡）○［VSU、1:02=11-0］●加藤心春（宮崎・宮崎日大）
河上桃子（山口・山口鴻城）○［10-3］●横山琉愛（埼玉・埼玉栄）
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【76kg級】
▼決勝
藤田真妃琉（群馬・前橋育英）○［6-0］●高山海優（愛知・至学館）
▼準決勝
高山海優（愛知・至学館）○［VSU、0:28=10-0］●三田村伊純（兵庫・六甲アイランド）
藤田真妃琉（群馬・前橋育英）○［VSU、2:36=10-0］●木村允希愛（香川・高松北）
