7月9日(水)~13日(日)にキルギス・ビシュケクで行われる2025年U20アジア選手権に男女30選手を派遣する。

▲昨年のアジア選手権とパリ・オリンピック・アジア予選の激戦が行われたビシュケク・アリーナで行われる2025年U20アジア選手権=UWWサイトより
昨年は、男子グレコローマンは一昨年の「メダルなし・国別対抗得点8位」を上回る「金1・銅2」を獲得して国別対抗得点は5位。今年は国際大会は初めてという選手も多いが、上昇ムードを引き継いでくれることが望まれる。
女子は昨年、2年連続で3階級を制覇したものの、国別対抗得点は5階級制覇のインドに50点離され、2階級優勝の中国にも及ばない3位。10年ぶりに2位を外れた。55kg級で昨年2位の澤谷ゆな(育英大)のほか、昨年のU17世界選手権61kg級2位で59kg級に出場する野口紗英(北海道・帯広北高)、同U20世界選手権76kg級5位の吉田千沙都(南九州大)ら国際舞台で活躍している選手を中心にしたメンバーで巻き返しを目指す。
男子フリースタイルは「金1・銅2」を獲得。コロナ禍前の2019年以来のチャンピオンは生まれたが、メダル数は前年の5個(銀2・銅3)に及ばず、国別対抗得点は5位から順位を下げて7位。昨年に続く出場となる79kg級の岡澤ナツラ(慶大=前年は86kg級)、125kg級の織山昭成(中大)らを中心に上昇を目指す。
大会スケジュール、日本選手団は下記の通り。男子グレコローマンは5日(土)、女子は7日(月)、男子フリースタイルは8日(火)にそれぞれ出発する。
大会スケジュール
7月 9日(水)男子グレコローマン55・63・77・87・130kg級
10日(木)男子グレコローマン60・67・72・82・97kg級
11日(金)女子全階級
12日(土)男子フリースタイル57・65・70・79・97kg級
13日(日)男子フリースタイル61・74・86・92・125kg級
日本選手団・役員
【チームリーダー】笹本睦(マルハン)
【男子グレコローマン・コーチ】角 雅人(自衛隊)、前田明都(専大監督)
【女子コーチ】正田絢子(京都・丹後緑風高教)、有延大輝(至学館大職)
【男子フリースタイル・コーチ】高橋侑希(山梨学院大コーチ)、鴨居正和(宮城・櫻美学園高教)
【ドクター】田中哲平(JCHO東京山手メディカルセンター)、【トレーナー 】米村仁洋(NTT東日本関東病院)
【帯同審判】長谷川拓也(静岡・焼津中央高教)、齋藤ほのか(東京・安部学院高教)
日本代表選手
【男子グレコローマン】
▼55kg級 本多正虎(静岡・飛龍高)
▼60kg級 榊 颯太(専大)
▼63kg級 古市一翔(育英大)
▼67kg級 前田太晟(日体大)
▼72kg級 野村健斗(育英大)
▼77kg級 美津楓雅(日体大)
▼82kg級 丹下愛大(中大)
▼87kg級 小玉龍舞(神奈川大)
▼97kg級 松本倖希(石川・志賀高)
▼130kg級 岩澤泰紀(福岡大)
【女子】
▼50kg級 小川 舞(東京・自由ヶ丘学園高)
▼53kg級 竹内美保子(日本大)
▼55kg級 澤谷ゆな(育英大)
▼57kg級 木下 凛(神奈川・釜利谷高)
▼59kg級 野口紗英(北海道・帯広北高)
▼62kg級 吉川華奈(JOCエリートアカデミー/東京・帝京高)
▼65kg級 菱沼綾南(東洋大)
▼68kg級 小原春佳(法大)
▼72kg級 坂井 愛(中大)
▼76kg級 吉田千沙都(南九州大)
【男子フリースタイル】
▼57kg級 永井陸斗(日大)
▼61kg級 里中飛雅(中大)
▼65kg級 八隅士和(早大)
▼70kg級 吉田アリヤ(日大)
▼74kg級 瀧澤勇仁(慶大)
▼79kg級 岡澤ナツラ(慶大)
▼86kg級 井上輪太郎(立命館大)
▼92kg級 吉田悠耶(佐賀・鳥栖工高)
▼97kg級 甫木元起(日体大)
▼125kg級 織山昭成(中大)