米国の世界選手権代表選考会「FINAL X」は6月14日、ニュージャージー州ニューアークで行われ、男子フリースタイルは、57kg級でパリ・オリンピック銀メダルのスペンサー・リーが勝つなど、9階級で代表が決まった。9月13~22日にクロアチア・ザグレブで行われる世界選手権に出場する。61kg級は世界選手権3位の3位のビタリ・アルジャウが負傷のため、7月14日に延期された。
昨年のオリンピックのメダリストや国内予選を勝ち抜いた2選手で行われる3戦2勝システム。リーは全米選手権を勝ち抜いたU23パンアメリカン選手権優勝のルーク・リルダールに2連勝して決着をつけた。
97kg級は世界一返り咲きを目指すカイル・スナイダーがチャレンジ・トーナメント優勝のヘイデン・ジルマーに2連勝。86kg級は、パンアメリカン選手権優勝のザヒド・バレンシアがパリ・オリンピック74kg級銅メダルのカイル・デイクに2連勝、代表を決めた。
各階級の結果は下記の通り(試合順)。
【74 kg級】
David Carr○[2勝(4-3、4-4)]●Mitchell Mesenbrink
【79 kg級】
Levi Haines○[2勝(VSU2:31=10-0、6-1)]●Evan Wick
【125 kg級】
Wyatt Hendrickson○[2勝(VSU1:38=10-0、20-14)]●Trent Hillger
【92 kg級】
Trent Hidlay○[2勝(6-1、3-2)]●Joshua Barr
【97 kg級】
Kyle Snyder○[2勝(8-0、8-2)]●Hayden Zillmer
【65 kg級】
Real Woods○[2勝(7-3、5-4)]●Joseph McKenna
【70 kg級】
PJ Duke○[2勝1敗(VSU3:26=0-10、17-10、フォール4:07)]●Yianni Diakomihalis
【57 kg級】
Spencer Lee○[2勝(7-2、6-0)]●Luke Lilledahl
【86 kg級】
Zahid Valencia○[2勝(5-3、4-1)]●Kyle Dake