イランがパリ王者2選手を含めて5階級で優勝…2025年アジア選手権・男子グレコローマン

　2025年アジア選手権の男子グレコローマンは3月25～26日にヨルダン・アンマンで行われ、イランが5階級を制し、3階級で銀メダルを獲得。国別対抗得点で3年連続で優勝を達成した。67kg級はサエイド・エスマエイリ、97kg級はモハマダリ・サラビのパリ・オリンピック王者が制し、82kg級と130kg級は昨年のU23世界王者が勝った。

▲男子グレコローマンで5階級を制したイラン＝UWWサイトより

　ウズベキスタンが3階級を制し、国別対抗得点で2位。60kg級はパリ・オリンピック3位のリ・セウン（北朝鮮）が勝ち、同国から昨年の55kg級のロ・ユチョルに続いて2年連続でチャンピオンが誕生。55kg級は山際航平（日本）が勝った。

　各階級のメダル獲得選手は下記の通り。　

男子グレコローマン

　【55kg級】
［1］山際航平（日本）
［2］Albidhan, Sajjad Ali Mukasr（イラク）
［3］Ro, Yuchol（北朝鮮）
［3］Botirov, Ikhtiyor（ウズベキスタン）

　【60kg級】
［1］Ri, Se-Ung（北朝鮮）
［2］Ganiev, Alisher（ウズベキスタン）
［3］稲葉海人（日本）
［3］Xi, Ziyue（中国）

　【63kg級】
［1］Khalmakhanov, Aytjan（ウズベキスタン）
［2］Keshtkar, Mohammad Mahdi Abbas（イラン）
［3］Kim, Chan（北朝鮮）
［3］Chung, Han-Jae（韓国）

　【67kg級】
［1］Esmaeili Leivesi, Saeid Morad Goli（イラン）
［2］Beishekeev, Razzak（キルギス）
［3］Son, Man Gwang（北朝鮮）
［3］遠藤功章（日本）

　【72kg級】
［1］Sohrabi, Seyed Danial Seyed Shamsollah（イラン）
［2］Aliev, Abdullo（ウズベキスタン）
［3］Leng, Ji（中国）
［3］本名一晟（日本）

　【77kg級】
［1］Vardanyan, Aram（ウズベキスタン）
［2］Abdevali, Alireza Morad（イラン）
［3］Magomadov, Ibragim（カザフスタン）
［3］Maksatbek Uulu, Yryskeldi（キルギス）

　【82kg級】
［1］Naghousi, Mohammad Aziz（イラン）
［2］Satayev, Omar（カザフスタン）
［3］Kang, Boesong（韓国）
［3］Badaghi Mofrad, Shahin Eidi（カタール）

　【87kg級】
［1］Berdimuratov, Jalgasbay（ウズベキスタン）
［2］Yazdi, Yasin Ali（イラン）
［3］Ozhaev, Shamil Letkaevich（カザフスタン）
［3］Kumar, Sunil（インド）

　【97kg級】
［1］Saravi, Mohammadhadi Abdollah（イラン）
［2］仲里優力（日本）
［3］Nitesh, Nitesh（インド）
［3］Zhang, Youfang（中国）

　【130kg級】
［1］Hedayati, Fardin Shaban（イラン）
［2］Syzdykov, Alimkhan（カザフスタン）
［3］奈良勇太（日本）
［3］Al Sharuee, Ali Yaseen Talib（イラク）

《国別対抗得点》
［1］イラン 201点、［2］ウズベキスタン 168点、［3］日本 131点、［4］カザフスタン 98点、［5］中国 97点、［6］キルギス 77点、［7］韓国 76点、［8］北朝鮮 70点