2025.03.21

【訃報】伊藤勝春氏(秋田県レスリング協会参与=秋田・秋田経法大附高~日大卒)

 昭和40年代の重量級で活躍し全日本社会人選手権7度優勝、現在は秋田県レスリング協会の参与を務めていた伊藤勝春氏が3月14日、死去しました。82歳。

 葬儀・告別式は3月19日に地元で行われ、秋田県のレスリング関係者らが多く訪れた。喪主は長男・伊藤勝仁さん

 秋田・秋田経済法科大附属高校(現明桜高校)から日大へ進み、4年生のときの1964年全日本学生選手権フリースタイル78kg級とグレコローマン87kg級で優勝。同郷同期でオリンピック3度出場の佐々木龍雄や、同郷の茂木優らとオリンピック代表を争った。全日本社会人選手権は両スタイルで7度優勝。

 国民体育大会(現国民スポーツ大会)では30回出場の特別記念表彰を受けている。2002年に始まった全日本マスターズ選手権の第1回大会から出場し、第4回大会では優勝。昨年末に亡くなった佐藤幸雄氏(北志館道場代表)とは高校の同期生。(写真提供:秋田県少年少女レスリング協会・大関敏寛理事長=一部加工しています)