▲1都3県から44クラブ400選手が参加して行われた新宿キッズトーナメント
日本最古の歴史を持つキッズ大会「第36回少年少女選手権/新宿キッズトーナメント2025」が2月11日、東京・新宿スポーツセンターで行われ、1都5県から44クラブ400選手が参加した。
個人の成績による得点で団体戦も実施しており、3チームが同点となる激戦。上位選手の数で、優勝はNEXUS WRESTLING TEAM YOKOSUKA(神奈川)、2位がWRESTLE-WIN(東京)、3位はAACC TiGRES(東京)の順となった。
NEXUS WRESTLING TEAM YOKOSUKAの勝目力也代表によると、団体戦が行われる大会では、創部8年目で初の優勝とのこと。
■勝目力也代表の話「毎大会で団体優勝を目指し、フルメンバーで参加してきましたが、(優勝までに)8年かかりました。中学生の大会では数多くのメダルを取っていますけど、小学生にも目を向けてやってきました。それが、やっと実ったという感じです。(団体表彰のない大会でも)なかなか勝っていなかったです。WRESTLE-WIN、猪名川、FFC、ワセクラ…。強いところに負けていましたね。団体表彰のある大会できちんと勝てたのは、本当にうれしいです」
この大会が始まったのは1987年で、コロナなどによる中止をはさんで今年が第36回大会。しかし、2002年に発行された「日本少年レスリングの歴史と未来」では、1972年12月にスポーツ会館で第1回ジュニアレスリング選手権が開催されたとの記述がある。この大会が現在に続いているものと考えられ、日本で最も長い歴史を持つ大会とされている。
各階級の成績は下記の通り。