世界レスリング連盟(UWW)の2025年第1回ランキング大会「ザグレブ・オープン」の女子は2月6~8日、クロアチア・ザグレブで行われ、68kg級に出場したパリ・オリンピック76kg級2位のケネディ・ブレーデス(米国)が5者リーグ戦で全勝優勝を飾り、新階級でのスタートを飾った。
パリ・オリンピックでは豪快なジャーマンスープレックス(バック投げ)を披露したが、今大会でも3回戦のカロリナ・ポック(ハンガリー)に仕掛けて5点を獲得。「レスリングをエキサイティングにしたい。大きな技ができるチャンスが来たら、大きな技を狙います」とコメントした。
パリ・オリンピックの68kg級は米国のアミート・エロルが優勝しているが、同選手は本来72kg級の選手(2022・23年世界選手権優勝)。ブレーデスは68kg級でやっていくことをほのめかしたそうで、米国の68・72kg級は世界の大きな脅威になりそうだ。
米国からは、57kg級で2023年世界選手権55kg級2位のジャッカラ・ウィンチェスターが勝つなど、5階級を制した。
各階級のファイナル成績は下記の通り。
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【50kg級】
《4者リーグ戦》[1]Nadezhda SOKOLOVA (AIN)、[2]Gabija DILYTE(リトアニア)、[3]Emma LUTTENAUER
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【53kg級】=出場なし
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【55kg級】
▼決勝
Tatiana DEBIEN(フランス)○[6-2]●Samantha STEWART(カナダ)
▼3位決定戦
Roza SZENTTAMASI(米国)○[フォール、2:20=5-0]●Elnura MAMMADOVA(アゼルバイジャン)
Areana VILLAESCUSA(米国)○[VSU、2:37=13-2]●Ekaterina VERBINA (AIN)
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【57kg級】
▼決勝
Jacarra WINCHESTER(米国)○[7-4]●Zhala ALIYEVA(アゼルバイジャン)
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【59kg級】
▼決勝
Hiunai HURBANOVA(アゼルバイジャン)○[4-2]●Alyona KOLESNIK(アゼルバイジャン)
▼3位決定戦
Micheala BECK(米国)○[不戦勝=負傷]●Mariana CHERDIVARA(モルドバ)
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【62kg級】
《5者リーグ戦》[1]Adaugo NWACHUKWU(米国)、[2]SILVER: Amina TANDELOVA (AIN)、[3]Bilyana DUDOVA(ブルガリア)
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【65kg級】
《4者リーグ戦》[1]Dinara KUDAEVA (AIN)、[2]Eniko ELEKES(ハンガリー)、[3]Elizaveta PETLIAKOVA (AIN)
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【68kg級】
《5者リーグ戦》[1]Kennedy BLADES(米国)、[2]Adela HANZLICKOVA(チェコ)、[3]Noémi SZABADOS(ハンガリー)
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【72kg級】
《5者リーグ戦》[1]Skylar GROTE(米国)、[2]Paula LECARPENTIER(フランス)、[3]Veronika VILK(クロアチア)
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【76kg級】
《4者リーグ戦》[1]Yelena MAKOYED(米国)、[2]Valeria TRIFONOVA (AIN)、[3]Kamile GAUCATE(リトアニア)