※本記事は日本レスリング協会に掲載されていたものです。
▲東京運動記者クラブのレスリング分科会の2024年表彰を受けた(選手の左から)元木咲良、吉田泰造、高谷大地。プレゼンターは朝日新聞・藤田絢子記者(左端)とテレビ東京・高橋海里奈記者(早大レスリング部OG)=撮影・矢吹建夫
東京運動記者クラブのレスリング分科会は、2024年の分科会表彰として下記の3選手を選出し、全日本選手権の最終日のマット上で表彰した。
分科会は、東京運動記者クラブ加盟のレスリング担当記者による会。2002年に「最優秀選手・浜口京子(浜口ジム)、新人賞・吉田沙保里(中京女大)」を、翌2003年に「最優秀選手・ 池松和彦(日体大助手) 」を選出し、全日本選手権の最中に表彰したが、その後、分科会の活動が停滞し、表彰は行われることがなかった。
分科会は3年前に再興。昨年12月の全日本選手権からの1年間を対象に、担当記者による投票で表彰選手を選出。21年ぶりに表彰が行われた。選考選手と選考理由は下記の通り。
【ベストインプレッション賞】元木咲良(育英大学助手)
パリオリンピックの準決勝でリードを許す中、起死回生のそり投げで逆転勝ち。その後、見事に金メダルを獲得。
【新人賞】吉田泰造(香川・高松北高)
17歳にしてアジア選手権で金メダル。日本男子最年少での優勝という快挙を達成。
【特別賞】高谷大地(自衛隊)
パリ・オリンピックで銀メダルを獲得したあとも、イベントを自ら企画。代表最年長として先頭に立ち、レスリングの普及に努めた。