2024.12.18

日体大の1位(全体・男子)は変わらず、女子は追い上げられながらも至学館大がV9…2024年全日本選手権/大学別エントリー選手数

※本記事は日本レスリング協会に掲載されていたものです。

▲全日本選手権での一大勢力となっている日体大。今年も5人に1人の割合で出場する

 

 2024年天皇杯全日本選手権のエントリーが認められた選手を大学別(出身・在学中)に集計してみた。高校生選手と高校卒業後に社会人になった選手を除くと「351選手」。そのうち、日体大が「75選手」(男子61選手・女子14選手)で、今年もトップ。

 割合は、2022年が20%(360選手中72選手)で、2023年が18.7%(412選手中88選手)、今年が21.4%。出場する5人に1人は日体大の学生かOBという状況が続いてる。女子の14選手は、昨年の17選手から減少した。

 2位は、2016年に統計を取り始めてから初めて山梨学院大が浮上し、「28選手」。男子選手も増えたが、女子がこれまでで最高の4選手がエントリーしている。育英大(27選手)、拓大(26選手)と続き、昨年2位の専大は「31選手」(男子28選手・女子3選手=レスリング部在籍でなかった選手も含む)から「19選手」(男子18選手・1選手)に減って5位。

 女子は今年も至学館大が「15選手」で1位、9年連続でトップを守ったが、日体大が「14選手」、育英大が「11選手」と追い上げており、戦力が均衡化している。

 今年の各大学の出身・在学選手のエントリー選手数は下記の通り。


2024年全日本選手権/大学別(出身・在籍)エントリー数

No. 大 学 名 合計 男子 女子
1 日 体 大 75 61 14
2 山梨学院大 28 24 4
3 育 英 大 27 16 11
4 拓  大 26 26  
5 専  大 19 18 1
6 国士舘大 17 17  
7 日  大 16 11 5
8 至学館大 15   15
9 周南公立大・徳山大 12 12  
早  大 12 11 1
中  大 12 11 1
12 神奈川大 11 8 3
13 東 洋 大 10 8 2
法  大 10 5 5
15 九州共立大 9 9  
16 近  大 7 7  
17 日本文理大 5 4 1
明  大 5 5  
19 青山学院大 4 4  
福 岡 大 4 2 2
21 慶  大 3 1 2
大東文化大 3 1 2
中京学院大 3 3  
帝塚山大 3 3  
南九州大 3   3
26 関 学 大 2 2  
天 理 大 2 2  
同志社大 2 2  
立命館大 2 2  
30 環太平洋大 1   1
大 体 大 1 1  
東 農 大 1 1  
桃山学院大 1 1  
合   計 351 278 73