2024.12.18

埼玉・埼玉栄高が2年連続でトップ、女子は東京・安部学院高が1位を奪還…2024年全日本選手権/高校別エントリー選手数

※本記事は日本レスリング協会に掲載されていたものです。

▲レスリング界で一大勢力となっている埼玉・埼玉栄高。世界制覇を目指すOBの青柳善の輔(現クリナップ)=2024年全日本選抜選手権、撮影=矢吹建夫

 

 2024年天皇杯全日本選手権のエントリーが認められた406選手を高校別(出身および在籍)に集計してみると、埼玉・埼玉栄が「23選手」(男子17選手・女子6選手)で、昨年(26選手)に続いて全体でも男子だけでもトップに立った。

 同高は2018年=6位(9選手)、2019年=5位(13選手)、2020年=9位(5選手)、2021年=5位(10選手)と、コロナ禍の最中にも上位に顔を出していたが、トップとは差があった。2022年に「17選手」で4位となり、昨年(26選手)、今年と急激に選手数を増やした。

 昨年2位だった同県の花咲徳栄は「12選手」(男子のみ)で9位に後退。男子では佐賀・鳥栖工千葉・日体大柏が昨年に続いて上位を維持した。

 女子では東京・安部学院高が「18選手」で、2021年から3年間、愛知・至学館高に渡していたトップの座を奪還。全体の2位につけた。至学館高は「14選手」で女子の2位。3位は埼玉栄の「6選手」と差があり、2強時代が続いている。

 出身・在籍高校別エントリー数の上位校は下記の通り。


2024年全日本選手権/高校別(出身・在籍)エントリー選手数上位校

No. 高校名 合計 男子 女子
1 埼玉・埼玉栄高 23 17 6
2 東京・安部学院高 18   18
3 佐賀・鳥栖工高 17 16 1
4 千葉・日体大柏高 16 14 2
5 愛知・至学館高 14   14
東京・自由ヶ丘学園高 14 13 1
京都・網野高/丹後緑風高 14 10 4
8 山梨・韮崎工高 13 13  
9 埼玉・花咲徳栄高 12 12  
10 三重・いなべ総合学園高 11 9 2
静岡・飛龍高 11 11  
和歌山・和歌山北高 11 11  
13 岐阜・岐南工高 9 8 1
14 香川・高松北高 6 4 2
茨城・鹿島学園高 6 4 2
栃木・足利大学附高 6 6  
17 茨城・霞ヶ浦高 5 5  
京都・海洋高 5 3 2
岐阜・岐阜工高 5 4 1
岐阜・中京高 5 2 3
東京・帝京高 5 4 1
大分・日本文理大附高 5 5  
愛媛・八幡浜工高 5 5