2024.12.07

日本協会・強化本部長に井上謙二氏(自衛隊)

※本記事は日本レスリング協会に掲載されていたものです。

 

 日本協会は12月6日、赤石光生強化本部長の後任に自衛隊の監督を務めていた井上謙二氏(48歳)の就任を発表した。本部長以下のスタッフは、現在、調整中。

 同氏は京都・網野町少年教室でレスリングを始め、網野高校~日大でレスリングを続け、1994年インターハイ優勝、1996・98年に全日本学生選手権全日本大学選手権の二冠を制覇。自衛隊へ進み、2004年アテネ・オリンピックの男子フリースタイル60kg級で銅メダルを獲得した。2006年度全日本選手権(2007年1月に実施)では、北京オリンピック出場を目指してレスリングに復帰してきた人気絶頂の総合格闘家、山本KID徳郁を破り、注目を浴びた。

 2009年から指導の道に回り、2016年から自衛隊レスリング班の監督。2017年1月から2021年東京オリンピックまで男子フリースタイルの強化委員長を務めた。


 ■井上謙二強化本部長の話「このたび、日本レスリング協会強化委員会本部長を拝命いたしました井上謙二と申します。本年8月パリ・オリンピックでは金メダル8個、銀メダル1個、銅メダル2個という好成績を収めました、赤石光生前強化本部長の後任ということで、プレッシャーもありますが、日頃から選手育成・強化されている各所属とのパートナー関係を一層強化し、日本レスリング強化代表としての使命を果たすべく精進いたしますので、引き続き皆様のご支援ご協力、そして熱い応援を、どうぞよろしくお願いいたします」

▲2004年アテネ・オリンピックで銅メダルを獲得

▲2006年度全日本選手権で人気絶頂の山本KID徳郁と対戦

▲2020年アジア選手権で乙黒拓斗にアドバイスを送る井上謙二コーチ(左)