※本記事は日本レスリング協会に掲載されていたものです。
【ティラナ(アルバニア)】2024年U23世界選手権第3日は10月23日、アルバニア・ティラナで前日開始の男子グレコローマン5階級の敗者復活戦とファイナルが行われ、決勝に進んだ63kg級の澤田幸明(拓大)は敗れて銀メダルに終わった。3位決定戦へ進んだ55kg級の山際航平(日体大)は勝って銅メダルを獲得。
澤田は昨年3位のビタリエ・エリオメンコ(モルドバ)と対戦し、第2ピリオド、2-10のテクニカルスペリオリティで敗れた。昨年のU20世界選手権銅メダルに続いてのメダル獲得で、2022年のU20アジア選手権以来、シニアの大会を含めて4大会連続で国際大会のメダルを手にした。
山際は敗者復活戦を勝ち上がってきた今年のパンアメリカン選手権3位のウィリアム・サリバン(米国)と闘い、第1ピリオド、テクニカルスペリオリティで勝った。昨年の「ダン・コロフ&ニコラ・ペトロフ国際大会」(ブルガリア)に続く国際大会のメダル獲得。
各選手の成績は下記の通り。男子グレコローマンは全日程を終了し、「銀1・銅1」を獲得。国別対抗得点は35点で11位だった。優勝は3階級優勝のイランで、ジョージア、アルメニアが続いた。
【55kg級】山際航平(日体大) 3位=17選手出場《トーナメント表》
3決戦 ○[VSU、2:53=11-1]William D. SULLIVAN IV(米国)
《以下、前日に実施》
準決勝 ●[VSU、2:46=2-12]Rashad MAMMADOV(アゼルバイジャン)
2回戦 ○[VSU、2:35=12-4]Arayik TOPALYAN(アルメニア)
1回戦 ○[VSU、5:25=15-6]Emre MUTLU(トルコ)
----------------------------
【63kg級】澤田幸明(拓 大) 2位=23選手出場《トーナメント表》
決 勝 ●[VSU、4:46=2-10]Vitalie ERIOMENCO(モルドバ)
《以下、前日に実施》
準決勝 ○[7-0]Bekir ATES(トルコ)
3回戦 ○[3-1]Mairbek SALIMOV(ポーランド)
2回戦 ○[7-0]Vasyl MYSHANYCH(ウクライナ)
1回戦 BYE
----------------------------
《国別対抗得点》
[1]イラン 149点、[2]ジョージア 121点、[3]アルメニア 93点、[4]アゼルバイジャン 72点、[5]モルドバ 52点、[6]キルギス 50点、[7]ポーランド 50点、[8]ウズベキスタン 45点、…[11]日本 35点
《以下、前日に実施。順位を追加》
【77kg級】山田脩(日体大大学院) 22位=29選手出場《トーナメント表》
2回戦 ●[1-7]Ismail BARAKHOEV(AIN)
1回戦 BYE
※敗者復活戦へ回れず
----------------------------
【87kg級】小堀雄大(東洋クラブ) 21位=24選手出場《トーナメント表》
2回戦 ●[VSU、0:59=0-8]Payton J. JACOBSON(米国)
1回戦 BYE
※敗者復活戦へ回れず
----------------------------
【130kg級】山田康瑛(山梨学院大) 15位=21選手出場《トーナメント表》
1回戦 ●[1-3]Jianqun HE(中国)
※敗者復活戦へ回れず