※本記事は日本レスリング協会に掲載されていたものです。
2024年全国高校生グレコローマン選手権最終日は8月20日、滋賀・大津市ウカルちゃんアリーナで前日開始4階級の準々決勝から決勝が行われ、3階級で昨年2位の選手が優勝した。125kg級は藤田宝星(埼玉・花咲徳栄)が優勝。今季、全国高校校選抜大会、JOCジュニアオリンピック(U20)、インターハイに続いて4冠目のタイトルを手にした。
80kg級は水崎竣介(京都・丹後緑風)が勝ち、初の全国タイトルを獲得。65kg級は八隅士和(東京・自由ヶ丘学園)が優勝し、インターハイ不出場の屈辱をはね返した。八隅は全国高校選抜大会、JOCジュニアオリンピック(U20)に続く優勝。
71kg級は、昨年3位のU17アジア選手権3位の堤大智(岐阜・高山西)を破って小菅慶士(静岡・飛龍)が初の全国タイトルを獲得。同選手の父・裕司さんは同高~日体大~自衛隊でレスリングを続け、全日本選手権4度優勝、世界選手権出場の経験もある強豪選手。
各階級の成績は下記の通り。
一 覧 表 | 51kg | 55kg | 60kg | 65kg |
71kg | 80kg | 92kg | 125kg |
【65kg級】=115選手エントリー
▼決勝
八隅士和(東京・自由ヶ丘学園)○[VSU、1:59=9-0]●弓矢翔太(三重・いなべ総合学園)
▼準決勝
弓矢翔太(三重・いなべ総合学園)○[VSU、4:26=10-1]●飯山福斗(岐阜・高山西)
八隅士和(東京・自由ヶ丘学園)○[VSU、1:49=10-0]●松井礼士(栃木・足利大附)
《5位》中平旭(徳島・つるぎ)、土下泰和(京都・日星)、東虎徹(滋賀・日野)、橋本凌悟(宮崎・宮崎工)
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【71kg級】=106選手エントリー
▼決勝
小菅慶士(静岡・飛龍)○[7-4]●堤大智(岐阜・高山西)
▼準決勝
堤大智(岐阜・高山西)○[フォール、1:25=5-0]●小嶋啓斗(茨城・鹿島学園)
小菅慶士(静岡・飛龍)○[VSU、4:52=8-0]●小川滉(東京・自由ヶ丘学園)
《5位》三浦修矢(佐賀・鳥栖工)、井出清志郎(愛媛・今治工)、山田希海(京都・海洋)、小林賢弥(大阪・大体大浪商)
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【80kg級】=107選手エントリー
▼決勝
水崎竣介(京都・丹後緑風)○[9-4]●本橋矢大(栃木・足利大附)
▼準決勝
本橋矢大(栃木・足利大附)○[フォール、1:34=4-0]●五十嵐春希(千葉・日体大柏)
水崎竣介(京都・丹後緑風)○[VSU、1:32=8-0]●辻????川耕平(福井・福井農林)
《5位》北村龍冴(山梨・甲府城西)、山﨑魁良(三重・いなべ総合学園)、田原想羅(宮崎・宮崎工)、道上陽翔(滋賀・日野)
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【125kg級】=72選手エントリー
▼決勝
藤田宝星(埼玉・花咲徳栄)○[フォール、5:20=5-3]●上西エリキ(群馬・館林)
▼準決勝
藤田宝星(埼玉・花咲徳栄)○[5-2]●三宅紘誠(徳島・池田)
上西エリキ(群馬・館林)○[4-4]●中堀一輝(滋賀・八幡工)
《5位》片松龍誠(香川・高松北)、乾志音(茨城・土浦日大)、金井慎之助(長野・佐久平総合技術)、関戸陸翔(愛知・一宮工科)