2024.08.12

日本が2位以下を大きく引き離して2大会連続トップ…オリンピック金メダル数

※本記事は日本レスリング協会に掲載されていたものです。

 

 2024年パリ・オリンピックの全日本が終了し、3スタイルを合わせた日本の金メダル数が2021年東京オリンピックに続いて単独トップとなった。

 日本は3スタイル18階級で8個(男子グレコローマン2、女子4,男子フリースタイル2)を獲得。米国、ブルガリア、イランが各2個で続いた。

 日本は前回の東京大会で金5個(女子4、男子フリースタイル1)を取り、ROC(ロシア連盟)の「4個」を上回った。2004年アテネ大会で女子が採用されて以来、3スタイルの合計では、2016年に「4個」で、ロシアと並んで初めてトップへ。東京大会ではROCを上回って単独トップだった。

 なお、女子が採用される前の大会では、1980年モスクワ大会で、ソ連が20階級中12階級(フリースタイル7・グレコローマン5)を制したのが最高。

▲日本レスリング界史上最多の金メダルを獲得した日本チーム=撮影・保高幸子


オリンピックの3スタイルの金メダル獲得数上位国

場所 1位(国名・数) 2位(国名・数)
2024年 パ リ 日 本 8 米 国
ブルガリア
イラン
2
2021年 東 京 日 本 5 ロシア 4
2016年 リオデジャネイロ ロシア
日 本
4    
2012年 ロンドン ロシア 5 日 本
イラン
4
2008年 北 京 ロシア 2 日 本
ジョージア
2
2004年 アテネ ロシア 5 日 本
ウズベキスタン
ウクライナ
2

▲8人の金メダリスト