2024.08.11

日本の2大会連続トップが確定…オリンピック金メダル数

※本記事は日本レスリング協会に掲載されていたものです。

 

 2024年パリ・オリンピック第6日の第1セッションが終了し、3スタイルを合わせた日本の金メダル数が2021年東京オリンピックに続いて単独トップとなることが確定した。

 日本は第6日までに6個(男子グレコローマン2、女子3,男子フリースタイル1)を獲得。続いているのが米国、ブルガリア、イランで各2個。最終日に米国とイランが1階級ずつ優勝の可能性を残しているが、ここで優勝しても3個となって日本には及ばない。

 日本は前回の東京大会で金5個(女子4、男子フリースタイル1)を取り、ROC(ロシア連盟)の「4個」を上回った。2004年アテネ大会で女子が採用されて以来、3スタイルの合計では、2016年に「4個」で、ロシアと並んで初めてトップへ。東京大会ではROCを上回って単独トップだった。

 なお、女子が採用される前の大会では、1980年モスクワ大会で、ソ連が20階級中12階級(フリースタイル7・グレコローマン5)を制したのが最高。


オリンピックの3スタイルの金メダル獲得数上位国

場所 1位(国名・数) 2位(国名・数)
2024年 パ リ        
2021年 東 京 日 本 5 ロシア 4
2016年 リオデジャネイロ ロシア
日 本
4    
2012年 ロンドン ロシア 5 日 本
イラン
4
2008年 北 京 ロシア 2 日 本
ジョージア
2
2004年 アテネ ロシア 5 日 本
ウズベキスタン
ウクライナ
2