2024.06.25

片岡優(千葉・日体大柏高)が2年連続優勝…2024U17アジア選手権・第3日(女子5階級)

※本記事は日本レスリング協会に掲載されていたものです。

 

 2024年U17アジア選手権第3日は6月24日、ヨルダン・アンマンで女子5階級が行われ、49㎏級の片岡優(千葉・日体大柏高)が2年連続優勝を達成。43㎏級の山本はるあ(東京・安部学院高)が銀メダル、57㎏級の山内悠妃(三重・白山ガールズ)が銅メダルをそれぞれ獲得した。

 片岡は1回戦でウズベキスタン選手を破り、準決勝で昨年46kg級3位のアセマ・トロゲルディエワ(キルギス)を破って決勝に進出。ナ・フ(中国)を9ー3で下した。昨年の46kg級に続いての優勝。

▲2年連続優勝を達成し、ウィニングランをする片岡優=UWWサイトより

 山本はノルディック方式の予選リーグを勝ち抜き、準決勝で中国選手を撃破したが、決勝でカシス・グルジャル(インド)に敗れた。山内は準決勝で中国選手に敗れたが、3位決定戦で地元のヨルダン選手を下して銅メダルを手にした。ともに初の国際大会でメダルを獲得。

 73㎏級の高山海優(愛知・至学館高)は準決勝と3位決定戦で敗れて5位。65㎏級の柳生実咲(徳島・池田高)は初戦の2回戦で敗れ、敗者復活戦に回れなかった。

 女子は全階級を終了。昨年と同じく優勝は1階級のみで、「銀2・銅5」を獲得。銅メダルの数で昨年を上回ったが(昨年は4)、国別対抗得点は156点で、8階級優勝のインド(220点)、中国(162点)に続く3位に終わった。

 各選手の成績は下記の通り。

▲49kg級表彰式=UWWサイトより

▲金1を取り、国別対抗得点3位の女子チーム=チーム提供


女子

 【43㎏級】山本はるあ(東京・安部学院高)   2位=6選手出場《トーナメント表》
決   勝 ●[VSU、1:33=0-10]Kasish GURJAR(インド)
準 決 勝 ○[6-2]Sitong YU(中国)
予選リーグ3回戦  BYE
予選リーグ2回戦 ○[6-2]Shynaiy MAKEN(カザフスタン)
予選リーグ1回戦 ○[9-6]Mashkhura ABDUMUSAEVA(ウズベキスタン)

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 【49㎏級】片岡優(千葉・日体大柏高)   優勝=8選手出場《トーナメント表》
決 勝 ○[9-3]Na HU(中国)
準決勝 ○[VSU、1:13=16-5]Asema TOROGELDIEVA(キルギス)
1回戦 ○[フォール、1:01=4-0]Zulfiya SOBIRJONOVA(ウズベキスタン)

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 【57㎏級】山内悠妃(三重・白山ガールズ)   3位=10選手出場《トーナメント表》
3決戦 ○[VSU、3:10=10-0]Maya Abdullah Majed QUTASHAT(ヨルダン)
準決勝 ●[6-8]Xinyu WANG(中国)
2回戦 ○[VSU、3:29=10-0]Akylai CHYNYBAEVA(キルギス)
1回戦  BYE

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 【65㎏級】柳生実咲(徳島・池田高)   8位=9選手出場《トーナメント表》
2回戦 ●[フォール、2:59=1-4]Arvinbayar GALBADRAKH(モンゴル)
1回戦  BYE

※敗者復活戦へ回れず

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 【73㎏級】高山海優(愛知・至学館高)   5位=9選手出場《トーナメント表》
3決戦 ●[VSU、1:06=0-10]Qiu XU(中国)
準決勝 ●[VSU、3:59=2-12]Kajal KAJAL(インド)
2回戦 ○[6-2]Dilrabo DULLIEVA(ウズベキスタン)
1回戦  BYE

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 《国別対抗得点》
[1]インド 220点、[2]中国 162点、[3]日本 156点、[4]カザフスタン 130点、[5]ウズベキスタン 126点、[6]キルギス 82点、[7]モンゴル 74点、[8]台湾 48点