【2023年世界選手権・展望(27)】2021年と2022年の世界王者が優勝を争うか…男子グレコローマン82kg級

 

(2023年9月16~24日、セルビア・ベオグラード)


 昨年優勝で第1シードのブルハン・アクブダク(トルコ)が2連覇を目指す一方、2021年世界選手権優勝のラフィグ・フセイノフ(アゼルバイジャン)が世界一への返り咲きを狙う。フセイノフは昨年、欧州選手権を制して世界2連覇を目指したが、準々決勝でウズベキスタン選手(今大会はエントリーしていない)に敗れた。35歳になったベテラン。世界一に返り咲く実力は残っているか。第4シードでの出場。

▲2年連続優勝を目指すブルハン・アクブダク(トルコ)=2022年世界選手権

 第2シードは昨年5位のゲラ・ボルクバーゼ(ジョージア)、第3シードは昨年5位のヤロスラフ・フィルチャコフ(ウクライナ)。ボルクバーゼは2月のUWWランキング大会を制し、フィルチャコフは1月のフランスでの国際大会優勝。実績を積んでいる。2021年東京オリンピック77kg級3位の屋比久翔平(ALSOK)が、82kg級では初となる国際舞台で、どこまでやるか。


シード選手(8月現在=最終エントリーで変わる場合があります)

No.1 – Burhan AKBUDAK(トルコ)=2022年世界選手権優勝/2023年欧州選手権優勝
No.2 – Gela BOLKVADZE(ジョージア)
No.3 – Yaroslav FILCHAKOV(ウクライナ)=2022年世界選手権3位/2023年欧州選手権2位
No.4 – Rafig HUSEYNOV(アゼルバイジャン)
No.5 – Dias KALEN(カザフスタン)=2023年アジア選手権2位
No.6 – Alireza Azizkhoon MOHMADIPIANI(イラン)=2023年アジア選手権3位
No.7 – Mihail BRADU(モルドバ)
No.8 – Kristoffer Zakarias BERG(スウェーデン)


エントリー選手(8月現在=最終エントリーで変わる場合があります)

屋比久翔平(日本)
Stanislau SHAFARENKA (AIN)
Aues GONIBOV (AIN)
Samvel GRIGORYAN (ARM)
Aker SCHMID AL OBAIDI (AUT)
Michael WAGNER (AUT)
Rafig HUSEYNOV (AZE)
Halishan BAHEJIANG (CHN)
Bozo STARCEVIC (CRO)
Gela BOLKVADZE (GEO)
Idris Hanpasaevic IBAEV (GER)
Erik SZILVASSY (HUN)
Alireza MOHMADIPIANI (IRI)
Sultan Ali Mohd Damen EID (JOR)
Dias KALEN (KAZ)
Beksultan NAZARBAEV (KGZ)
Sejin YANG (KOR)
Mihail BRADU (MDA)
Jose Andres VARGAS RUEDA (MEX)
Branko KOVACEVIC (SRB)
Kristoffer Zakarias BERG (SWE)
Burhan AKBUDAK (TUR)
Yaroslav FILCHAKOV (UKR)
Spencer WOODS (USA)
SAJAN (UWW)
Mukhammadkodir RASULOV (UZB)