2023年世界選手権代表／男子グレコローマン97kg級・奈良勇太（なら・ゆうた）

【生年月日（年齢）・出身地】1996年3月7日（27歳）／東京都

【出身クラブ・出身校】埼玉・花咲徳栄高～日体大卒

【所属】警視庁

【身長】185cm

【過去の世界選手権出場】2017年＝26位（98kg級）、2018年＝17位、2019年＝12位、2021年＝22位（以上、97kg級）

【主な成績】
　中学時代までは主に野球の選手。高校入学後に本格的にレスリングを始め、2012年JOCジュニアオリンピックカップ・カデット（現U17）で優勝し、世界カデット選手権へ出場する（11位）。

　日体大へ進み、主にグレコローマンで活躍。2014年全日本学生選手権で1年生王者へ。2016年はJOCジュニアオリンピックカップ、全日本選抜選手権などのほか、世界ジュニア（現U20）選手権で5位入賞と実力をつけた。

　2016年全日本選手権で初優勝し、国内では無敵の存在へ。2017～19年に世界選手権に出場。2021年春に東京オリンピック予選に臨んだが、勝ち抜くことはできなかった。同年全日本選抜選手権とプレーオフで勝って4大会連続の世界選手権出場（22位）。

　2022年は世界選手権出場を逃したが、年末の全日本選手権で優勝し、2023年アジア選手権は3位に入賞。2023年明治杯全日本選抜選手権で優勝し、2年ぶりの世界選手権出場を決めた。

　父・英則さん（日大～警視庁）は1990・91年世界選手権代表。