【2023年世界選手権・レビュー（28）】男子グレコローマン87kg級／優勝選手・表彰式・闘いのあと

※本記事は日本レスリング協会に掲載されていたものです。

（2023年9月16～24日、セルビア・ベオグラード）

【男子グレコローマン87kg級】
アリ・ジェンギズ（Cengiz, Ali＝トルコ）

　1996年4月8日生まれ、27歳。2013年欧州カデット（現U17）選手権から国際キャリアをスタート。同年の世界カデット選手権で3位に躍進。2015年世界ジュニア（現U20）選手権優勝などと躍進したが、2016年リオデジャネイロ・オリンピックには出場できず。

　2018年に世界大学選手権で優勝するも、シニアの世界選手権には出場できず、2021年東京オリンピック出場もならなかった。2022年に世界選手権に初出場して3位。2023年は欧州選手権2位、キルギスでのUWWランキング大会3位を経て、2度目の世界選手権で優勝を成し遂げた。

※ＵＷＷサイトや地元サイトに、コメントが見当たりません

《1回戦～決勝の成績》＝トーナメント表
決　勝　○［8-7］Losonczi, David（ハンガリー）
準決勝　○［フォール、2:18=5-3］Tursynov, Nursultan（カザフスタン）
４回戦　○［3-3］Berdimuratov, Jalgasbay（ウズベキスタン）
３回戦　○［3-1］Belenyuk, Zhan（ウクライナ）
２回戦　○［7-3］ Metsomaeki, Toni Heikki Herman（フィンランド）
１回戦　　ＢＹＥ

【表彰式】

［2］Losonczi, David（ハンガリー）
［3］Belenyuk, Zhan（ウクライナ）
［3］Novikov, Semen Sergeevich（ブルガリア）
［5］★Tursynov, Nursultan（カザフスタン）
［5］Abbasov, Islam（アゼルバイジャン）

※オリンピック出場枠は1～3位と、★印の5位選手が獲得