2023.10.27

【2023年世界選手権・レビュー(13)】女子55kg級/優勝選手・表彰式・闘いのあと

※本記事は日本レスリング協会に掲載されていたものです。

 

(2023年9月16~24日、セルビア・ベオグラード)


【女子55kg級】
奥野春菜(Okuno, Haruna=日本)

 ※略歴は《世界選手権代表選手略歴》参照


 ■奥野春菜の話「今日、決勝進出を決めた選手(須﨑優衣ら4選手)につなげるためにも、しっかりと優勝したい思いが強かった。流れってあると思います。みんなの実力を信じているんでけど、(自分が優勝すれば)もっと強気でいけると思いました。その目標が達成できたことはよかったと思います。

 前回の世界選手権出場から5年も経ってしまいました。出られることがどれだけ大変で、貴重なことなのかが身にしみて分かったので(会場の風景を)目に焼き付けました。内容的にウイニングランをするには値しない試合だったし、オリンピック階級で優勝したかったというのもあります(のでやらなかった)。あまり目立つことは得意ではない。少しずつ地道に結果を出しながら、存在感を出せればいいと思っています」


《1回戦~決勝の成績》トーナメント表
決 勝 ○[4-2]Winchester, Jaccara Gwenisha(米国)
準決勝 ○[6-0]Dragutan, Mariana(モルドバ)
3回戦 ○[5-2]Godinez Gonzalez, Karla Lorena(カナダ)
2回戦 ○[9-2]Chinbold, Otgontuya(モンゴル)
1回戦 ○[8-2]Martynava, Aryna(AIN=ベラルーシ)


【表彰式】


[2]Winchester, Jaccara Gwenisha(米国)
[3]Blayvas, Anastasia(ドイツ)
[3]Dragutan, Mariana(モルドバ)
[5]Godinez Gonzalez, Karla Lorena(カナダ)
[5]Sharma, Neha(UWW=インド)