※本記事は日本レスリング協会に掲載されていたものです。
(注)敬称をつける立場の人たちですが、試合結果ですので敬称を略します。
2023年世界ベテランズ選手権第3日は10月19日、ギリシャ・ルトラキでDivision A(35~40歳)が行われ、78kg級の井上智裕(FUJIOH)が銀メダル、62kg級の菊地憲(秋田病理組織細胞診研究センター)が銅メダルを獲得した。
井上は準決勝までの3試合のうち2試合をテクニカルスペリオリティで勝って決勝に進んだが、AIN(中立=ロシア)の選手に黒星。菊地は準決勝でアゼルバイジャン選手に敗れたあと、3位決定戦でカザフスタン選手にテクニカルスペリオリティ勝ち。ともに初出場での優勝はならなかったが、メダルを手にした。
日本チームは全日程を終了し、「金1・銀2・銅4」を獲得した。各選手の成績は下記の通り。
【62kg級】大谷康太(神奈川・秦野総合高教) 9位=9選手出場《トーナメント表》
準々決勝 ●[1-7]Amantay NURADILOV(カザフスタン)
1回戦 BYE
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【62kg級】菊地憲(秋田病理組織細胞診研究センター) 3位=9選手出場《トーナメント表》
3決戦 ○[テクニカルスペリオリティ、0:30=10-0]Medet RAKHYMBAY(カザフスタン)
準決勝 ●[0-5]Jalal SULEYMANOV(アゼルバジャン)
準々決勝 ○[6-3] Ilyas MARZHABAYEV(カザフスタン)
1回戦 ○[4-1] Dauren TOBUKOV(カザフスタン)
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【78kg級】井上智裕(FUJIOH) 2位=14選手出場《トーナメント表》
決 勝 ●[テクニカルスペリオリティ、1:45=0-10]Eldar Magomedovitch GAIDAROV(AIN)
準決勝 ○[テクニカルスペリオリティ、3:42=11-1]Zaid Hilal Majid GALEB(イラク)
準々決勝 ○[テクニカルスペリオリティ、3:01=12-1]Jacobus KRUEGER(南アフリカ)
1回戦 ○[2-0]Rinat TOKTOBEKOV(キルギス)
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【130Kg級】曽我部健(日亜化学工業) 6位=9選手出場《トーナメント表》
準々決勝 ●[1-1]Mohammed Sabah Abdulmalek SAKLAWE(イラク)
1回戦 BYE