※本記事は日本レスリング協会に掲載されていたものです。
【ベオグラード(セルビア)】2023年世界選手権第6日は9月21日、当地で新たに男子グレコローマン4階級がスタート。準決勝までが行われ、77kg級の日下尚(三恵海運)が3位決定戦に進出。パリ・オリンピックの出場枠獲得に「あと1勝」とした。
日下は、初戦の2回戦で2021年東京オリンピック5位のモハマダリ・アブドルハミド・ゲラエイ(イラン)を撃破。ギリシャ、ジョージアの選手も破ったあと、準決勝で昨年優勝のアクジョル・マフムドフ(キルギス)に5-7で敗れて決勝進出は逃した。3位決定戦は、ノルウェー、エジプト、ウズベキスタンの中から勝ち上がった選手と闘う。
55kg級の尾西大河(早大)は初戦の2回戦で昨年優勝のエルダニズ・アジズリ(アゼルバイジャン)に黒星。相手が決勝に進んだことで、敗者復活戦の道がつながり、銅メダルを目指す。
82kg級の屋比久翔平(ALSOK)と130kg級の奥村総太(自衛隊)は、ともに1回戦で敗れ、敗者復活戦へ回れなかった。
各選手の成績は下記の通り。
【55kg級】尾西大河(早大) 20選手出場《トーナメント表》
敗復戦 Marlan Mukashev(カザフスタン)=22日に実施
2回戦 ●[1-3]Eldaniz Azizli(アゼルバイジャン)
1回戦 BYE
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【77kg級】日下尚(三恵海運) 45選手出場《トーナメント表》
3決戦=相手未定、22日に実施
準決勝 ●[5-7]Akzhol Makhmudov(キルギス)
準々決勝 ○[テクニカルスペリオリティ、3:10=10-0]Iuri Lomadze(ジョージア)
3回戦 ○[4-0]Georgios Prevolarakis(ギリシャ)
2回戦 ○[5-5]Mohammadali Abdolhamid Geraei(イラン)
1回戦 BYE
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【82kg級】屋比久翔平(ALSOK) 24選手出場《トーナメント表》
1回戦 ●[6-7]Branko Kovacevic(セルビア)
※敗者復活戦へ回れず
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【130kg級】奥村総太(自衛隊) 30選手出場《トーナメント表》
1回戦 ●[1-5]Mykhailo Vyshnyvetskyi(ウクライナ)
※敗者復活戦へ回れず