※本記事は日本レスリング協会に掲載されていたものです。
共同通信が報じたところによると、来月23日開幕の杭州アジア大会(中国)で、受け入れ準備を進めていたロシアとベラルーシの選手が不参加の見通しになったという。複数の関係者への取材で分かり、アジア・オリンピック評議会(OCA)の広報担当も両国の不参加情報を認めたと報じた。
OCAは、ウクライナ侵攻に伴って国際大会から除外されてきた両国選手に対し、国際大会参加復帰の道をつくり、一部の競技ではパリ・オリンピックの参加基準突破の機会を提供する趣旨で、個人競技に限って国を代表しない中立選手として参加を認めることを、7月の総会で承認した。
しかし、両国側が出場の意思を示さないなど調整がつかなかったとみられる。