※本記事は日本レスリング協会に掲載されていたものです。
世界レスリング連盟(UWW)は8月23日、来月16日(土)~24日(日)にセルビア・ベオグラードで行われる世界選手権の女子のエントリーを発表。50kg級には、レスリング界で初のオリンピック5度出場を目指すマリア・スタドニク(アゼルバイジャン)がエントリーした。もう一人、5度出場を目指す62kg級のマルワ・アムリ(チュニジア)はエントリーしていない。
昨年の59kg級世界チャンピオンのアナスタシア・ニチタ(モルドバ)がオリンピック階級の57kg級へ階級ダウン。2021年優勝のヘレン・マルーリス(米国)、昨年優勝の櫻井つぐみ(育英大)と世界チャンピオン経験者が3選手そろった。37選手(現段階)がオリンピック出場枠を争う。
62kg級には、2017年世界選手権63kg級優勝で、その後、ドーピング違反で4年間の出場停止処分を受けたオーコン・プレブドルジ(モンゴル)がエントリー。2019年世界チャンピオンのアイスルー・チニベコワ(キルギス)、2021年59kg級世界チャンピオンのビリヤナ・デュドバ(ブルガリア)の世界一経験者が名を連ねた。
68kg級世界チャンピオンのタミラ・メンサ・ストック(米国)はプロレス入りのためレスリングを引退。72kg級世界チャンピオンのヤセミン・アダー(トルコ)は腰の手術のため不出場だが、2021年優勝のアデライン・グレイ(米国)が出産から復帰する。
※エントリーは暫定的なものであり、変更される場合があります。