青柳善の輔（山梨学院大）が全日本選手権に続いて優勝…2023年明治杯全日本選抜選手権・第3日（非オリンピック階級）

※本記事は日本レスリング協会に掲載されていたものです。

　2023年明治杯全日本選抜選手権・第３日は6月17日、東京・東京体育館で非オリンピック階級の男子3階級が行われ、男子フリースタイル70kg級では全日本選手権優勝の青柳善の輔（山梨学院大）が初優勝を達成した。

▲山梨学院大を牽引する青柳善の輔は全日本選手権に続いて優勝

　同79kg級決勝は、千葉・日体大柏高時代の同期生の山倉孝介（早大）と山田脩（日体大）が対戦し、山倉が勝って初優勝。全日本選手権の2位から順位を上げた。

　男子グレコローマン82kg級は、岡嶋勇也（警視庁）と前田祐也（鳥取・鳥取中央育英高職）の拓大時代の同期生対決となり、岡嶋が4－3で競り勝った。

　なお、79kg級2位の山田は前日スタートの男子グレコローマン77kg級にも出場し、この日の3位決定戦にも出場した。惜しくも敗れてWメダル獲得はならなかった。この大会は、二宮健斗（日本文理大）も両スタイルに出場し、男子グレコローマン55kg級で銅メダルを獲得していた。

　各階級の成績は下記の通り。（撮影＝矢吹建夫）

▲山倉孝介（早大）は全日本選手権2位から順位を上げた

男子フリースタイル

　【70kg級】＝8選手エントリー

　▼決勝
青柳善の輔（山梨学院大）○［5-0］●渡辺慶二（日大）

　▼3位決定戦
山口叶太（東京・自由ヶ丘学園高）○［3-3］●冨山悠真（山梨学院大）
小川統己（東洋大）○［6-1］●山路太心（中大）

　▼準決勝
青柳善の輔（山梨学院大）○［8-4］●山口叶太（東京・自由ヶ丘学園高）
渡辺慶二（日大）○［4-2］●山路太心（中大）

　▼１回戦
青柳善の輔（山梨学院大）○［4-0］●冨山悠真（山梨学院大）
山口叶太（東京・自由ヶ丘学園高）○［Ｔフォール、1:34=10-0］●内山椋太（国士舘大）
渡辺慶二（日大）○［3-1］●小川統己（東洋大）
山路太心（中大）○［8-0］●畔上浩輝（近大）

　【79kg級】＝10選手エントリー

　▼決勝
山倉孝介（早大）○［Ｔフォール、1:13=10-0］●山田脩（日体大）

　▼3位決定戦
山路健心（早大）○［Ｔフォール、3:43=11-0］●太田晃暉（専大）
阿部宏隆（水戸市スポーツ少年団）○［11-9］●栃倉健人（日大）

　▼準決勝
山倉孝介（早大）○［7-0］●太田晃暉（専大）
山田脩（日体大）○［3-2］●栃倉健人（日大）

　▼2回戦
山倉孝介（早大）○［Ｔフォール、2:50=10-0］●山路健心（早大）
太田晃暉（専大）○［9-8］●村山貴裕（自衛隊）
山田脩（日体大）○［4-1］●阿部宏隆（水戸市スポーツ少年団）
栃倉健人（日大）○［2-1］●森東大樹（周南公立大）

　▼1回戦
山路健心（早大）○［2-2］●北村公平（京都・京都八幡高教）

《棄権》清水聖矢（福岡大）

男子グレコローマン

　【82kg級】＝8選手エントリー

　▼決勝
岡嶋勇也（警視庁）○［4-3］●前田祐也（鳥取・鳥取中央育英高職）

　▼3位決定戦
玉岡颯斗（早大）○［5-3］●堀北一咲望（日体大）
掛川零恩（早大）○［Ｔフォール、2:14=8-0］●大泉宗太郎（国士舘大）

　▼準決勝
前田祐也（鳥取・鳥取中央育英高職）○［5-1］●玉岡颯斗（早大）
岡嶋勇也（警視庁）○［Ｔフォール、2:03=9-0］●掛川零恩（早大）

　▼1回戦
前田祐也（鳥取・鳥取中央育英高職）○［5-3］●堀北一咲望（日体大）
玉岡颯斗（早大）○［Ｔフォール、4:07=10-1］●島袋希理瑠（国士舘大）
掛川零恩（早大）○［Ｔフォール、1:50=9-0］●山口蓮汰（神奈川大）
岡嶋勇也（警視庁）○［フォール、3:28=7-0］●大泉宗太郎（国士舘大）