※本記事は日本レスリング協会に掲載されていたものです。
(2023年2月18日、スウェーデン・クリッパン / チーム提供)
■40kg級優勝・江坂萌那(愛知・刈谷クラブ)「2023年初の大規模な大会、そして中学最後の大会だったので優勝することができて本当にうれしいです。勝因は、自分を信じて、自分のレスリング・スタイルを貫き通すと心に決めたからだと思います。一度も闘ったことのない相手ばかりで、どのような闘い方をするのか分からなかったので不安もありましたが、相手に合わせず、いつも通りの自分のレスリングをすると決めて挑みました。
今後の目標はジュニアクイーンズカップで優勝し、(U17の)世界選手権出場の切符を手に入れて、世界選手権で優勝することです。そして、来年もクリッパンに出場して2連覇を果たすことが目標です」
■43kg級優勝・勝目結羽(神奈川・NEXUS TEAM YOKOSUKA)「U17の試合に出るのは初めてだったので、緊張もあったのですが、まずは優勝できてうれしいです。私の階級は2人しかいないこともあって、この結果は当たり前のことなのか、と思います。勝因は、ふだんの練習でやっているタックルを決められたことだと思います。でも、技を決め切れなかったり、改善点は沢山あるので、所属に帰ってから練習して、次の試合につなげたいです。
今後の目標は、4月に行われるジュニアクイーンズカップで優勝し、U15のアジア選手権につなげられるようにしたいです」
■49kg級優勝・小塚菜々(三重・INABEアカデミー)「2回目の国際大会ですが、U17での試合は初めてで、緊張や心配もありました。優勝することができ、ホッとしています。自分のレスリングや練習してきたことを出せたからだと思います。チームメートや先生、家族の応援があったからこそ優勝につながったと思います。
課題もあったので改善し、自分のスタイルをさらに伸ばしてジュニアクイーンズカップでしっかり優勝し、アジア選手権大会で昨年のリベンジをしたいです」
■57kg級優勝・内田颯夏(JOCエリートアカデミー)「この大会で優勝することを目標に練習してきたので、すごくうれしいです。私が一番、という強い気持ちを持って試合に挑めたことが、一番大きいと思います。気持ちが前のめりになり、焦ることもありましたが、そのあと冷静になって動けていたことがよかったと思います。
技術面では、自分から前に詰めていき、片足タックルにスムーズに入ることができ、その後、きちんと処理してグラウンドまで持っていくことができたのが、よかったと思います。今年から天皇杯(全日本選手権)に出場できる年齢なので、天皇杯優勝を目標に、まずは出場権を取ること、そして目標を達成できるような練習と努力をしていきます」
■61kg級優勝・小柴ゆり(佐賀・鳥栖クラブ)「はじめてU17に出場して、海外の選手の体の大きさや技など、試合以外のところでもたくさん緊張したけど、先生方やチームの応援もあり、優勝できてホッとしています。いつも試合の時は緊張して固まってしまうけれど、試合の前や試合の時にチームのみんなが励ましてくれたり、現地での環境がとてもよく、自分のレスリングに集中して試合に取り組めました。
優勝することができたけれど、最後まで攻め切れてなかったり、要らない点数を相手に取らせてしまったり、反省点が沢山あったので、この後にある合宿や日本に帰ってからの練習で改善し、次の試合につなげていきたいと思います」
■65kg級優勝・本多結里菜(東京・フィギュアフォークラブ)「初めてのU17の大会で、緊張と不安でいっぱいでした。実際に試合に出てみて、海外の選手は背が高くて力が強く、試合中でも勝てるかどうか不安でした。優勝できて、自分でもびっくりしていて、とてもうれしかったです。
自分から積極的に崩しにいったり、タックルに入れて、自分のレスリングができていたからだと思います。次の目標は、4月にあるジュニアクイーンズカップで優勝し、U15のアジア選手権で優勝することです」
■69kg級優勝・吉田千沙都(三重・一志ジュニア)「外国選手は大きくて力があることは知っていましたが、自分のレスリングができたと思います。(去年の)世界大会での反省も生かされました。自分のレスリングと今までやってきたことを出し切ったので勝てたと思います。最後まで諦めない気持ちだと思います。
次の目標はジュニアクイーンズカップで優勝し、U17の世界大会に出て優勝することです。いろんな国際大会に出られるように頑張りたいです」