※本記事は日本レスリング協会に掲載されていたものです。
世界レスリング連盟(UWW)は2月11日、2月6日にトルコ南部で発生した大地震で死亡した7人のレスリング選手の名前をホームページで掲載。深い哀悼の意を示した。犠牲者の中には、昨年の国際大学スポーツ連盟(FISU)ワールドカップ(旧世界大学選手権)3位のアフメット・タスら国際舞台で活躍した選手もいた。
トルコでは、2月4~5日に震源地のカフラマンマラシュでU20の国際大会が行われており、トルコのほかフランス、ウズベキスタン、コソボのチームが参加していた。外国選手の宿舎は崩壊を免れたようで、6日の地震発生のあと全員が帰国の途につけたが、トルコ選手の宿舎は崩壊。21人がすぐに救出されたが、助からなかった選手・関係者もいた。
カフラマンマラシュはトルコ・レスリング協会のセレフ・エログル会長の地元。同会長は地震発生直後から救出活動にあたっており、同国の世界王者リザ・カヤルプら多くの選手が被災地に足を運び、救出活動に携わっているという(関連記事)。
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