【12.22～25天皇杯全日本選手権・展望（17）】世界選手権代表の堀江耐志が勝ち抜くか…男子グレコローマン72kg級

※本記事は日本レスリング協会に掲載されていたものです。

　来年の世界選手権（期日未定、セルビア・ベオグラード）の日本代表選考ともなる2022年天皇杯全日本選手権は12月22日（木）～25日（日）に東京・駒沢体育館で行われる。各階級の見どころをさぐった。（非オリンピック階級の世界選手権代表選考基準→ クリック）

《大会要項》 ／ 　《大会日程＝各日の実施階級》　／　《観戦チケット販売》

男子グレコローマン72kg級・展望（2022年12月25日実施）

※エントリーに基づいた予想であり、直前の負傷等による戦力ダウンは勘案しておりません。

▲今秋、初の世界選手権出場を果たした堀江耐志（自衛隊）。日本一を勝ち取れるか＝撮影・矢吹建夫

　昨年大会と今年の全日本選抜選手権を制した井上智裕（FUJIOH）は不出場。空いた座を狙う一番手は、全日本選抜選手権2位で世界選手権出場の堀江耐志（自衛隊）か。昨年のアジア選手権3位の実績を持っている。

　全日本選抜選手権は堀江に完敗だったが、春日井湧雅（日体大）が全日本学生選手権と全日本大学グレコローマン選手権を制するなど急成長を見せている。堀江へのリベンジ、そして優勝なるか。全日本選抜選手権3位の小林大悟（拓大）、国体2位の中田翔輝（日体大）の学生選手が優勝争いに加われるか。

《2022年明治杯全日本選抜選手権・成績》　
《歴代優勝選手》＝男子フリースタイル ／ 男子グレコローマン ／ 女 子

エントリー選手（13選手）

▲堀江耐志

▲春日井湧雅

▲小林大悟

※今年の世界選手権代表選手、今年の全日本選抜選手権のこの階級の1～3位選手以外はアイウエオ順

《2022年世界選手権出場／2022年明治杯全日本選抜選手権2位》
堀江耐志（ほりえ・たいし＝自衛隊）
1998年1月12日生まれ、24歳。和歌山県出身。和歌山・和歌山東高～徳山大卒。170cm。

《2022年明治杯全日本選抜選手権3位》
小林大悟（こばやし・だいご＝拓大）
2001年1月29日生まれ、21歳。山梨県出身。山梨・農林高卒。169cm。

石原三四郎（いしはら・さんしろう＝中大）
2002年8月27日生まれ、20歳。埼玉県出身。埼玉・埼玉栄高卒。170cm。2022年全日本学生選手権3位

伊藤由信（いとう・よしのぶ＝専大）
2000年8月22日生まれ、22歳。愛媛県出身。愛媛・今治工高卒。176cm。2022年明治杯全日本選抜選手権4位

小笠原弥真人（おがさわら・やまと＝自衛隊）
2000年6月15日生まれ、22歳。青森県出身。青森・光星学院高卒。170cm。2022年全日本社会人選手権3位

岡本裕（おかもと・ひろし＝同志社大）
1978年5月3日生まれ、44歳。京都府出身。大阪・同志社香里高～同志社大卒。181cm。2022年全国社会人オープン選手権3位

春日井湧雅（かすがい・ゆうが＝日体大）
2000年6月3日生まれ、22歳。岐阜県出身。岐阜・中津商高卒。166cm。2022年全日本学生選手権優勝

鹿糠鉄斗（かぬか・てつと＝育英大）
2002年12月25日生まれ、19歳。岩手県出身。岩手・種市高卒。170cm。2022年東日本学生選手権（春季）新人戦優勝

寺田靖也（てらだ・せいや＝明大クラブ）
1994年9月28日生まれ、28歳。千葉県出身。千葉・八千代松陰高～明大卒。173cm。2021年天皇杯全日本選手権3位

中田翔輝（なかだ・しょうき＝日体大）
2000年9月11日生まれ、22歳。岡山県出身。岡山・倉敷鷲羽高卒。174cm。2022年国民体育大会2位

本名一晟（ほんな・いっせい＝育英大）
2003年10月14日生まれ、19歳。新潟県出身。山梨・韮崎工高卒。172cm。2022年全日大学グレコローマン選手権2位

山根光司（やまね・こうじ＝中大クラブ）
1997年9月6日生まれ、25歳。香川県出身。香川・多度津高～中大卒。178cm。2022年全国社会人オープン選手権2位

吉永恵二郎（よしなが・けいじろう＝日本文理大）
2002年4月10日生まれ、20歳。熊本県出身。熊本・玉名工高卒。171cm。2022年西日本学生新人選手権優勝