※本記事は日本レスリング協会に掲載されていたものです。
来年の世界選手権(期日未定、セルビア・ベオグラード)の日本代表選考ともなる2022年天皇杯全日本選手権は12月22日(木)~25日(日)に東京・駒沢体育館で行われる。各階級の見どころをさぐった。(非オリンピック階級の世界選手権代表選考基準→ クリック)
《大会要項》 / 《大会日程=各日の実施階級》 / 《観戦チケット販売》
※エントリーに基づいた予想であり、直前の負傷等による戦力ダウンは勘案しておりません。
昨年優勝で今年の全日本選抜選手権も制した世界選手権代表の岡嶋勇也(警視庁)に挑むのは、昨年大会と全日本選抜選手権でともに2位の田中真男(奈良・天理教校学園高教)か。3度目の決勝対決、そして3度目の正直なるか。
2年連続全日本学生選手権優勝の樋口徹心(日体大)はU23世界選手権を経験。フリースタイルで東日本学生選手権を制するなど実戦を数多く積み、初の全日本制覇を目指す。2017・18年世界選手権代表で、しばらくマットから遠ざかっていた前田祐也(鳥取県協会)が、どの程度、力をキープしているか。
全日本大学グレコローマン選手権優勝の谷崎大造(山梨学院大)、全日本学生選手権2位の玉岡颯斗(早大)、JOCジュニアオリンピックカップU20優勝の山口蓮汰(神奈川大)らを含めた学生選手が、社会人の壁を破って頂点を目指すべく状況。
《2022年明治杯全日本選抜選手権・成績》
《歴代優勝選手》=男子フリースタイル / 男子グレコローマン / 女 子
※今年の世界選手権代表選手、今年の全日本選抜選手権のこの階級の1~3位選手以外はアイウエオ順
《2022年世界選手権出場/2022年明治杯全日本選抜選手権優勝》
岡嶋勇也(おかじま・ゆうや=警視庁)
1993年12月2日生まれ、29歳。滋賀県出身。滋賀・栗東高~拓大卒。178cm。
《2022年明治杯全日本選抜選手権2位》
田中真男(たなか・まさお=奈良・天理教校学園高教)
1998年6月14日生まれ、24歳。和歌山県出身。奈良・天理教校学園高~日体大卒。180cm。2021年天皇杯全日本選手権2位
青山夢斗(あおやま・ゆめと=周南公立大)
2000年9月5日生まれ、22歳。島根県出身。島根・隠岐島前高卒。176cm。2022年全日大学グレコローマン選手権3位
大泉宗太郎(おおいずみ・そうたろう=国士舘大)
2003年3月4日生まれ、19歳。埼玉県出身。埼玉・埼玉栄高卒。178cm。2022年全日本学生選手権3位
窪田大羅(くぼた・だいら=中大)
2001年11月8日生まれ、21歳。福井県出身。福井・敦賀気比高卒。172cm。2022年全日大学グレコローマン選手権2位
権田龍(ごんだ・りゅう=周南公立大)
2003年1月28日生まれ、19歳。鳥取県出身。鳥取・鳥取中央育英高卒。173cm。2022年西日本学生新人選手権優勝
澤田夢有人(さわだ・むうと=静岡クラブ)
1995年6月12日生まれ、27歳。静岡県出身。静岡・飛龍高~日体大卒。175cm。2022年全国社会人オープン選手権2位
宍戸拓海(ししど・たくみ=日体大)
2000年7月20日生まれ、22歳。福島県出身。福島・ふたば未来学園高卒。177cm。2022年東日本学生選手権(秋季)優勝
島袋希理瑠(しまぶくろ・きりる=山梨・韮崎工高)
2004年4月25日生まれ、18歳。東京都出身。170cm。2022年全国高校生グレコローマン選手権優勝
谷崎大造(たにざき・だいぞう=山梨学院大)
2001年6月9日生まれ、21歳。岐阜県出身。岐阜・岐南工高卒。178cm。2022年全日大学グレコローマン選手権優勝
玉岡颯斗(たまおか・はやと=早大)
2001年5月29日生まれ、21歳。群馬県出身。群馬・館林高卒。175cm。2022年全日本学生選手権2位
樋口徹心(ひぐち・てっしん=日体大)
2001年2月6日生まれ、21歳。兵庫県出身。兵庫・神港学園高卒。171cm。2022年全日本学生選手権優勝
前田祐也(まえた・ゆうや=鳥取県協会)
1994年2月19日生まれ、28歳。鳥取県出身。鳥取・倉吉総合産業高~拓大卒。173cm。2022年全日本社会人選手権2位
山口蓮汰(やまぐち・れんた=神奈川大)
2002年6月27日生まれ、20歳。静岡県出身。静岡・焼津水産高卒。171cm。2022年明治杯全日本選抜選手権4位
吉田真聖(よしだ・まさきよ=HAKOBEE SPORTS FUKUI)
1996年4月17日生まれ、26歳。福井県出身。福井・足羽高卒。173cm。2022年全日本社会人選手権3位