※本記事は日本レスリング協会に掲載されていたものです。
男子グレコローマンの2022年ワールドカップは11月5日、アゼルバイジャン・バクーで開幕。2016年大会以来の優勝を目指すイランと地元のアゼルバイジャンが予選リーグを勝ち抜き、最終日の決勝で激突する。3位決定戦はトルコと世界選抜チーム。
予選A組は、イランが1回戦で世界選手権の国別対抗得点優勝のトルコを6-4で下し、2回戦でもキルギスに8-2で勝利。予選1位となった。
予選B組はセルビアがコロナ陽性者が多く出て棄権。アゼルバイジャンと世界選抜チームの対戦のみとなり、5勝5敗。勝ち点の合計によって、アゼルバイジャンの勝利となった。55kg級では世界選手権優勝のアルダニズ・アジズリ(アゼルバイジャン)と2位のヌグザリ・ツルツミヤ(ジョージア)の闘いが実現し、アジズリがテクニカルフォール勝ちした。
試合結果は下記の通り。
【予選A組】
▼1回戦
イラン○[6-4]●トルコ
▼2回戦
イラン○[8-2]●キルギス
▼3回戦
トルコ○[7-3]●キルギス
《順位》[1]イラン 2勝、[2]トルコ 1勝1敗、[3]キルギス 2敗
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【予選B組】
▼1回戦
アゼルバイジャン○[不戦勝]●セルビア
▼2回戦
世界選抜○[不戦勝]●セルビア
▼3回戦
アゼルバイジャン○[5-5(勝ち点24-22)]●世界選抜
《順位》[1]アゼルバイジャン 2勝、[2]世界選抜 1勝1敗、[3]セルビア 2敗(棄権)