※本記事は日本レスリング協会に掲載されていたものです。
(2022年9月10~18日、セルビア・ベオグラード)
【男子フリースタイル61kg級・優勝】
樋口黎(Higuchi, Rei=日本)
※略歴は《世界選手権代表選手略歴》参照
■樋口黎の話「(右手の人指し指を上げたのは)ようやく世界で一番になれることができたので、そうしました。ただ、ずっとオリンピックにこだわってやってきたので、世界選手権に出られないことに対して悲観的な考えは、そんなにありませんでした。オリンピックでどうやったら金メダルを取れるかを突き詰めてやってきました。(同部屋の成國大志が先に優勝し)小さい頃から知っています。何度も一緒に練習したこともあるので素直に喜べました。オレも負けないぞ、と思いました。
57kg級に落として長谷川敏裕(三恵海運=今大会は3回戦で敗退)に勝たないとパリ・オリンピックには出られません。もちろん、長谷川以外にも強い選手はたくさんいます。チャレンジャーの気持ちで、勝ちに徹したレスリングをしていきたい」
《1回戦~決勝の成績》=result / トーナメント表
決 勝 ○[Tフォール、2:41=10-0]Atri Nagharchi, Reza Ahmadali(イラン)
準決勝 ○[15-7]Gross, Seth Anthony(米国)
3回戦 ○[Tフォール、1:02=10-0]Harutyunyan, Arsen(アルメニア)
2回戦 ○[Tフォール、2:56=11-0]Dudaev, Islam(アルバニア)
1回戦 BYE
【表彰式】
[2]Atri Nagharchi, Reza Ahmadali(イラン)
[3]Harutyunyan, Arsen(アルメニア)
[3]Narmandakh, Narankhuu(モンゴル)
【決勝・動画】
樋口黎(日本)○[Tフォール、2:41=10-0]●Atri Nagharchi, Reza Ahmadali(イラン)
【インタビュー動画】