※本記事は日本レスリング協会に掲載されていたものです。
2022年文部科学大臣杯全日本大学グレコローマン選手権は10月19日、東京・駒沢体育館で開幕。全階級の準決勝までが行われ、学生二冠王者を目指す72kg級の春日井湧雅(日体大)ら、日体大が4階級で決勝進出を決めた。拓大、専大、早大が3階級で決勝に進み、育英大、山梨学院大が2階級で決勝に残った。
日体大は4階級で銅メダルの可能性を残し、拓大も5階級で銅メダル獲得が可能。ともに「0点」で終わる階級はない見込みで、大学対抗得点の行方は最終日に持ち越された形となった。
日体大は、63kg級で全日本選抜選手権2位の丸山千恵蔵、72kg級で全日本学生選手権優勝の春日井、87kg級でフリースタイル79kg級世界選手権代表の髙橋夢大、97kg級で全日本学生選手権87kg級2位の宮本海渡が決勝に残った。
55kg級はU20世界選手権3位の尾西大河(早大)、67kg級では昨年の72kg級に続く優勝を目指す西田衛人(専大)、130kg級では全日本学生選手権と国体を制した奥村総太(拓大)がそれぞれ勝ち上がり、決勝にコマを進めた。
60kg級では、JOCジュニアオリンピックU20優勝の五味虹登(育英大)が準決勝で55g級世界3位の塩谷優(拓大)を6-6のラストポイントで撃破して決勝へ進んだ。
各階級の成績は下記の通り。《大会サイト》
《各階級トーナメント表》
55kg | 60kg | 63kg | 67kg | 72kg |
77kg | 82kg | 87kg | 97kg | 130kg |
【55kg級】=8選手エントリー
▼準決勝
岡本景虎(専大)○[8-4]●増田壮兼(育英大)
尾西大河(早大)○[Tフォール、1:12=9-0]●二宮健斗(日本文理大)
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【60kg級】=23選手エントリー
▼準決勝
堤孔一(青山学院大)○[負傷棄権、0:24=4-0]●大河原蔵之介(日体大)
五味虹登(育英大)○[6-6]●塩谷優(拓大)
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【63kg級】=13選手エントリー
▼準決勝
丸山千恵蔵(日体大)○[Tフォール、3:24=10-2]●赤荻清志郎(日大)
荻野海志(山梨学院大)○[Tフォール、5:24=9-1]●三井潤(明大)
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【67kg級】=21選手エントリー
▼準決勝
三多見明(拓大)○[8-1]●藤澤汰陽(国士舘大)
西田衛人(専大)○[Tフォール、5:19=10-2]●冨山悠真(山梨学院大)
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【72kg級】=13選手エントリー
▼準決勝
春日井湧雅(日体大)○[Tフォール、2:21=8-0]●今村大地(日大)
本名一晟(育英大)○[6-3]●石原三四郎(中大)
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【77kg級】=18選手エントリー
▼準決勝
水口竣介(拓大)○[Tフォール、1:51=9-0]●山路健心(早大)
高原崇陽(専大)○[4-1]●今井仁聖(神奈川大)
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【82kg級】=10選手エントリー
▼準決勝
窪田大羅(中大)○[Tフォール、2:03=8-0]●青山夢斗(周南公立大)
谷崎大造(山梨学院大)○[Tフォール、1:59=9-0]●山口蓮汰(神奈川大)
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【87kg級】=16選手エントリー
▼準決勝
髙橋夢大(日体大)○[Tフォール、3:19=10-1]●目黒優太(国士舘大)
玉岡颯斗(早大)○[4-0]●内田貴斗(専大)
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【97kg級】=20選手エントリー
▼準決勝
宮本海渡(日体大)○[Tフォール、1:51=8-0]●山本純大(拓大)
北脇香(早大)○[8-5]●加藤大翔(国士舘大)
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【130kg級】=21選手エントリー
▼準決勝
奥村総太(拓大)○[Tフォール、1:50=9-0]● 宮内勇真(神奈川大)
佐々岡誇仁 (中京学院大)○[3-1]●吉村海里(国士舘大)