2022.10.20

【2022年全日本女子オープン選手権・特集】川井友香子（サントリービバレッジソリューション）は試合直前に棄権の決断

※本記事は日本レスリング協会に掲載されていたものです。

　姉・金城梨紗子（旧姓川井）とともに2022年フォーデーズ杯全日本女子オープン選手権にエントリーしていたシニア62㎏級の川井友香子（サントリービバレッジソリューション）は、計量をパスしながら、試合開始直前になって棄権した。ウォーミングアップ中に軽いギックリ腰になったことが原因だった。

　「アップ中にちょっと腰を痛めてしまった。すぐ薬も飲んだし、テーピングもしたけど、試合順が早いということもあって出られる状態ではなかった」

　以前にも疲労がたまると腰を痛めることがあったので、どうすれば早く回復させることができるかというプロセスは分かっている。

　「そんなに大きなけがではないけど、ここで無理をして悪化させるより、（12月の全日本選手権のために）大事をとった方がいいと判断しました。この大会に向け調整してきたので出られない悔しさはある。この悔しさを12月にぶつけたい」

　１日も早い回復を待ちたい。