※本記事は日本レスリング協会に掲載されていたものです。
2022年U23世界選手権は10月17日、スペイン・ポンテベドラで開幕。男子グレコローマン5階級の準決勝までが行われ、55kg級の松井謙(日体大)と77kg級の日下尚(日体大)が3位決定戦へ進むことになった。63kg級の池田龍斗(日体クラブ)と130kg級の西村麻凜(国士舘大)は敗者復活戦に回ってメダル獲得を目指す。87kg級の向井識起(自衛隊)は上位入賞はならなかった。
松井は1、2回戦を勝ったあと、準決勝でU20の欧州選手権と世界選手権を制したニハド・グルザーデ(アゼルバイジャン)にテクニカルフォール負けし、決勝進出を逃した。日下は3回戦までの3試合を無失点で快勝したものの、準決勝でシニアの欧州王者で世界選手権3位のマルハス・アモヤン(アルメニア)に5-9で敗れた。
池田は、3回戦でU20のアジア&世界王者のイマム・ホセイン・モハマディ(イラン)に、西村は1回戦でU20の欧州&世界王者のミハイル・ビシニベツキー(ウクライナ)に、それぞれ黒星。ともに相手が決勝に進み、敗者復活戦につながった。
向井は1回戦でポーランド選手に敗れ、敗者復活戦に回れなかった。
各選手の成績は下記の通り。
【55kg級】松井謙(日体大) 14選手出場《トーナメント表》
3決戦 Giorgi TOKHADZE(ジョージア)
準決勝 ●[Tフォール、4:22=0-8]Nihad GULUZADE(アゼルバイジャン)
2回戦 ○[8-2]Camden Noah RUSSELL(米国)
1回戦 ○[Tフォール、5:06=18-10]Taalaibek BEISHENBEK UULU(キルギス)
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【63kg級】池田龍斗(日体クラブ) 19選手出場《トーナメント表》
敗復戦 Ahmed Fouad Fouad Hussein BAGHDOUDA(エジプト)
3回戦 ●[1-7] Iman Hossein Khoon MOHAMMADI(イラン)
2回戦 ○[4-2]Krisztian KECSKEMETI(ハンガリー)
1回戦 BYE
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【77kg級】日下尚(日体大) 23選手出場《トーナメント表》
3決戦=対戦相手未定
準決勝 ●[5-9]Malkhas AMOYAN(アルメニア)
3回戦 ○[7-0]Idris Hanpasaevic IBAEV(ドイツ)
2回戦 ○[フォール、1:48=7-0]Junior Gustavo BENITEZ ORTIZ(スペイン)
1回戦 ○[Tフォール、3:36=10-0]Akseli Elias YLI HANNUKSELA(フィンランド)
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【87kg級】向井識起(自衛隊) 20選手出場《トーナメント表》
1回戦 ●[2-4]Szymon SZYMONOWICZ(ポーランド)
※敗者復活戦に回れず
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【130kg級】西村麻凜(国士舘大) 15選手出場《トーナメント表》
敗復戦 Aliakbar Hossein YOUSOFIAHMADCHALI(イラン)
1回戦 ●[フォール、0-4]Mykhailo VYSHNYVETSKYI(ウクライナ)