※本記事は日本レスリング協会に掲載されていたものです。
10月17日からスペイン・ポンテベドラで始まったU23世界選手権に出場する男子フリースタイル・チームが10月17日、成田空港から出発した。2017年から始まったこの大会で、日本の男子フリースタイルは3選手が優勝。長谷川敏裕と樋口黎はパリ・オリンピック出場の有力候補選手になっている(もう1人はプロに転向)。
前回出場の2019年大会は、優勝はなかったが、「銀1・銅3」を取り、国別対抗得点は6位だった。
湯元健一コーチ(日体大教)は、23歳以下のチームの中でも学生が多く若いチームであるので、「勢いをもって臨んでほしい」と、恐れることなく闘うことを要望する。先月のシニア世界選手権で金メダル2個を取ったことで、「強豪国として一目おかれている」と、世界の日本を見る目が変わっていることを強調。相手が勝手にびびってくれることもあるわけで、「自信をもって闘ってほしい」と言う。
メンバーの中では、2019年世界ジュニア(現U20)選手権で優勝し、2021年世界選手権7位の阿部敏弥(国士舘大職)の実績が抜けている。「チームの勢いをつけ、いい雰囲気をつくってほしい」と、リーダーとしての活動を期待した。
男子フリースタイルは21日(金)~23日(日)に行われる。
【監督】吉村祥子(エステティックTBC)=出発済み
【男子フリースタイル・コーチ】湯元健一(日体大教)、米満達弘(自衛隊)
【代表選手】
▼57kg級 阿部敏弥(国士舘大職)
▼61kg級 小川航大(自衛隊)
▼65kg級 安楽龍馬(nobitel)
▼70kg級 髙橋海大(日体大)
▼74kg級 深田雄智(早 大)
▼79kg級 山倉孝介(早 大)
▼86kg級 白井達也(日体大)
▼92kg級 阿部 光(中 大)
▼97kg級 伊藤飛未来(日体大)
▼125kg級 出頭 海(中 大)